手順に問題がありましたので修正しました。バックアップは、コピーではなく移動、をさせないとまずかったです。そうしないと ~/package/nis/ 配下にバージョン0.6.99のソースと0.6.100のソースが同居しちゃってました。お詫びして訂正ですm(__)m
本手順は以下の手順の続きです。
バージョンアップがときどき発生します。
以下、ホームディレクトリにブロックチェーンデータが配置されるnemディレクトリと自身の設定ファイルなどが配置されているpackageディレクトリがある想定での手順になります。
ノードを停止
$ curl localhost:7890/node/info
$ curl localhost:7890/shutdown
削除
$ ls ~/nem/nis.lock
$ rm ~/nem/nis.lock
バックアップ(移動させる)
$ mv ~/package ~/package.backup.YYYYMMDD
最新バージョンのファイル名を確認
https://bob.nem.ninja/
nis-0.x.xxx.tgz というファイルが置いてあるので確認。
ダウンロード
$ cd ~/
$ curl -o nis1.tgz https://bob.nem.ninja/nis-0.x.xxx.tgz
解凍
$ tar -xzvf nis1.tgz
必要な設定箇所を確認する
$ vim ~/package/nis/config-user.properties
----
nem.host = <ホスト名>
nis.bootName = <ノードリスト上のノード名>
nis.unlockedLimit = <ハーベスト接続人数の上限値>
----
実行シェルを修正(環境に合わせて適宜)
$ vim ~/package/nix.runNis.sh
----
-java -Xms1G -Xmx4G -cp ".:./*:../libs/*" org.nem.deploy.CommonStarter
+nohup java -Xms4G -Xmx8G -cp ".:./*:../libs/*" org.nem.deploy.CommonStarter &
----
実行権限の付与
$ cd ~/package
$ chmod +x nix.runNis.sh
起動
$ ./nix.runNis.sh
ブロック高を確認
$ curl localhost:7890/chain/height
ノード情報を確認
$ curl localhost:7890/node/info
⇒{"timeStamp":210132872,"error":"Service Unavailable","message":"NIS_ILLEGAL_STATE_LOADING_CHAIN","status":503}
NIS_ILLEGAL_STATE_LOADING_CHAIN とありますが、ブロック高が最新まで追いつくと消えました。
もし追いついてもメッセージが変わらなければノードをさらから作り直したほうが良いと思われます。
ノードのヘルスチェック
$ curl localhost:7890/heartbeat
参考にさせていただきました。
https://zenn.dev/y_matsuoka/scraps/cc585a8da4b130
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