Nodeのバージョン管理には「nodebrew」を使用していたのですが、なぜか調子がよくないのでこの際に気になっていた「n」に切り替えてみます。
私自身の備忘録になりますので、
作業手順や状況などは細かいのですがご了承ください。
環境
・OS: Mac OS X
・Version: 10.14.6
・bash
まずは既存のnodebrewを削除
私の場合、「homebrew」でインストールした記憶があったので brew
コマンドで削除します。
brew uninstall nodebrew
その後、しっかり消えているか確認します。
nodebrew -v
あれ?なぜかたくさん表示されました。。。
その中には nodebrew バージョン番号
の文字がありました。
これは削除されていないということで探します。
which nodebrew
which
で検索しました。
そうすると
/Users/admin/.nodebrew/current/bin/nodebrew
しっかりそれっぽいのがいらっしゃいました。
とりあえずごっそり消してみます。
rm -R /Users/admin/.nodebrew
もう一度消えたか確認してみると
nodebrew -v
/Users/admin/.nodebrew/current/bin/nodebrew: No such file or directory
とりあえずPATHを確認
私の場合、~./bashrc
に色々記載しているのでそこを確認
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
こんなのを発見したので削除。
nodebrew -v
nodebrew: command not found
よっしゃ。
nをhomebrewでインストール
次に「n」をhomebrewでインストールします。
brew install n
インストール後、恒例のバージョン確認。
n -V
6.7.0
インストールは無事完了。
nodeのインストール
次にnodeをインストールします。
最新版をインストールする際にはlatest
、
LTS(Long Term Support)版をインストールする際にはlts
、
安定バージョンをインストールする際にはstable
、
というラベルを使用します。
今回は、最新版をインストールしてみます。
n latest
installing : node-v14.9.0
mkdir : /Users/admin/.n/n/versions/node/14.9.0
Error: sudo required (or change ownership, or define N_PREFIX)
おや?N_PREFIXで設定したらいいのか?
調べてみたらnodeのインストール先を変更してあげれば
sudo
も不要でいい模様
とりあえず環境変数をbashrc
に設定してみる。
export N_PREFIX=$HOME/.n
export PATH=$N_PREFIX/bin:$PATH
記載後にsource ~./bashrc
をしてあげる。
その後もう一度nodeのインストール
n latest
installing : node-v14.9.0
mkdir : /Users/admin/.n/n/versions/node/14.9.0
fetch : https://nodejs.org/dist/v14.9.0/node-v14.9.0-darwin-x64.tar.xz
installed : v14.9.0 (with npm 6.14.8)
今度はうまくいった模様。
安定のバージョン確認
node -v
v14.9.0
npm -v
6.14.8
無事完了!
色々な処理
せっかくなのでちょっとやってみる
インストール済みのバージョンの一覧
n list
node/12.18.3
node/14.9.0
これでインストール済みのバージョンは表示される
バージョン切り替え
node/12.18.3
ο node/14.9.0
Use up/down arrow keys to select a version, return key to install, d to delete, q to quit
これだけで切り替え可能。便利。
バージョン削除
n rm バージョン番号
削除したいバージョンを指定して削除します。
n prune
現在使用中のバージョン以外の全てのバージョンを削除する。