0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Alibaba Cloud Machine Translationを試してみた

Posted at

Intelligent Speech Interactionを試す前に、テキストの一般的な機械翻訳の機能について試してみました。
Alibaba Cloudの機械翻訳のサービスとしてMachine translationがあります。
※日本語版のドキュメントは2022/12/04時点では無いようです

対応言語

Alibaba CloudのMachine Translationでは、双方向翻訳と一方向翻訳があります。

双方向翻訳

双方向翻訳に対応している言語は以下の16言語です。

  • 中国語
  • 英語
  • 韓国語
  • 日本語
  • フランス語
  • スペイン語
  • ポルトガル語
  • イタリア語
  • ロシア語
  • アラビア語
  • トルコ語
  • インドネシア語
  • ベトナム語
  • タイ語
  • ポーランド語
  • ドイツ語

一方向翻訳

一方向翻訳の対応はこちら。

  • 簡体字中国語 → 繁体字中国語
  • 繁体字中国語 → 簡体字中国語
  • 簡体字中国語 → 広東語

簡体字中国語と繁体字中国語は双方向なのでは?と思いました・・・。

料金

料金はリソースパッケージと従量課金制です。
リソースパッケージを購入した場合は、そのパッケージ内での価格となります。
従量課金制の場合は、毎月100万文字まで無料で、それ以降は33USD/100万文字となります。
また、購入したリソースパッケージを超える量を使用した場合は、超過分は従量課金制の金額が適用されます。
価格詳細はこちらからご確認ください。

REST API

Machine Translationは、REST APIが準備されているのでそれを利用して機械翻訳を行います。
非常にシンプルな構成なので分かりやすいと思います。
REST APIドキュメント

SDK

Machine Translationには、.NET Framework用のSDKが準備されています。
環境への導入手順はこちら
対応している.NET Frameworkは3./4.0/4.5です。

Alibaba Cloud側での準備

Alibaba Cloud側の準備手順は、クイックスタートにありますが、順番が異なっている場合があるので参考程度に読んでください。

image.png
上記画面の左メニューから「APIテスト」をクリック。

スクリーンショット 2022-12-04 204309.png
「サービスを有効にする」をクリック。

スクリーンショット 2022-12-04 204701.png
利用規約にチェックを付けて、「Activate Now」をクリック。

支払い管理で確認したところ、従量課金で契約されていました。
スクリーンショット 2022-12-04 204940.png

契約が終わってMachine Translationのコンソール画面に戻るとこの様な画面になっています。
image.png

翻訳比較

Alibaba Cloudの英語のドキュメントを利用して、Google翻訳とMachine Translation翻訳がどうなるか比較してみます。
今回は、Obuject Storage Serviceの概要ドキュメント(英語)の下記部分を利用します。
image.png

Google翻訳
image.png

Machine Translation翻訳(ブラウザでの翻訳機能はOFFにしています)
image.png

私の個人的な感想ですが、Machine Translateで翻訳した方が、自然な日本語に近いと感じました。
金融や医療分野など専門的な単語などが使用されているテキストの場合は、カスタマイズされたモデルエンジンを利用されるといいと思います。

まとめ

専門用語が使われている場合は分からないですが、日常的な言葉で作成されているテキストでは予想以上に自然な文章で翻訳されていると思いました。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?