【C#入門 第16章】アプリの配布とインストーラ化|作っただけで満足してんじゃないわよ!
こんにちは、 CSharpTimes の一之瀬シィよ💠
アプリが完成したら……その次は何? 配布 よ!
今回は「 作ったアプリを誰かに渡す方法 」をしっかり教えてあげるから、ちゃんとついてきなさい💢
🎁 アプリを配布する方法3選
① 実行ファイル(.exe)をそのまま渡す
- Visual Studio でビルドしてできた
.exe
を配布 -
.dll
や.config
も一緒に必要な場合あり
bin\Release\net6.0-windows\MyApp.exe
✅ メリット :簡単
❌ デメリット :環境依存が強い/手動でDLLを入れるの面倒
② ClickOnce を使う
Visual Studio 標準機能で “簡易インストーラ” を作れる
- プロジェクトを右クリック → [発行]
- 「ClickOnce」で構成
- 自動アップデートやショートカットの作成も可能!
✅ メリット :
- インストーラ不要で即インストールできる
- 自動更新ができるのが神✨
❌ デメリット :
- カスタマイズ性は低め
- .NET Core/.NET 6系だとやや設定が複雑
③ インストーラ(MSIやEXE)を作成する
より本格的に配布するなら、 セットアッププロジェクト を使おう!
代表的な方法:
- Visual Studio Installer Projects 拡張機能(MS公式)
- WiX Toolset(本格派向け)
Tools > 拡張機能と更新プログラム > Visual Studio Installer Projects を検索
✅ メリット :
- インストール先やレジストリ、ショートカットなど細かく設定可能
- 社内配布やクライアント向けに最適
❌ デメリット :
- 設定がやや面倒/ビルド工程が増える
🧼 補足:.NETのランタイムに注意!
配布先のPCに .NET Desktop Runtime
が入っていないとアプリが起動しないわ!
- .NET ランタイム ダウンロード
- or 自己完結型(Self-contained)でビルド すれば不要!
dotnet publish -c Release -r win-x64 --self-contained true
📌 まとめ
-
.exe
配布は楽だけど雑、ClickOnceやMSIでプロっぽく - インストーラを作るなら拡張機能やWiXを活用
- ランタイム環境にも気を配るのが優しさ✨
次回は、 「第17章:よくあるC#のエラー」 よ。
逃げずに立ち向かえば、例外だって味方になるわ💢