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サイバー攻撃の標的は情報漏洩だけで終わるのか

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前回、タイムズカーの情報漏洩によると投稿をした。免許証情報の流出というユーザにとっては最悪の事態となったが、あれからタイムズカーだけでなく、その他の日本企業でもサイバー攻撃を受けて情報漏洩のケースが報告されている。

タイムズカー並みにインパクトがあったのはHISだろうか。パスポート情報の流出。身分証明書絡みの被害の甚大さもさることながら流出の発覚は2025年末だったようで、それをこのタイミングで発表しているのはなぜなんだ、というところも含めてシャレにならない状況になっている。ここでもユーザに多大なる被害、回復までの手間が発生してしまうことが想像できる。

情報漏洩は単なるファーストステップ

この2026年秋に発生した多くの日本企業へのサイバー攻撃。誰がどんな目的で仕掛けた攻撃なのか。ここまでスケールが大きいと国際的な組織ぐるみの犯行であると判断せざるをえない。

今の時点では情報を引き抜くことだけに注力しているようだが、やがてその情報を使って金銭や資産を狙う攻撃へと移っていくことが予想される。

既に自分も含めて、大多数の日本人の個人情報は知られていると覚悟した方がよく、今後は自分たちが築き上げてきた資産を根こそぎ奪われるリスクに震えながらの生活を余儀なくされるかもしれない。

金銭と資産被害の前例

情報が流出して金銭や資産が実際に奪われるパターンは3つ代表的なものがある。

①銀行口座からの直接窃取

氏名やメールアドレスなどの個人情報を使って偽のメールを送信。あらかじめ作成しておいた偽の銀行サイトでIDをパスワードを入力させて、それを本物のインターネットバンキングで不正ログインする流れ。

預金を別口座へ不正送金させる、という手口だ。これは5年以上前から被害報告を受けているお馴染みの攻撃である。この被害の数が増加傾向のため各金融機関は不審なメールは開かず、電子送金の際は必ず公式サイトかどうかを確認後に処理をしてもらうよう注意喚起をしている。

個人情報を盗んだ後にお金を盗むスキームが最初に発覚したパターンだろう。

②証券口座での株式売買

上記①の例と同じような手口でIDとパスワードを窃取して、証券口座に入り込み保有株式を勝手に売却して別の金融商品の買付を行なう。
2025年に特に大きな問題として報道された攻撃だ。これは銀行口座のようにお金そのものが盗まれたわけではなく資産の置き場を変えたものだ。

実際の金融資産に手が付けられた最初のパターンに該当する。

③決済アカウントの悪用

偽サイトからのID・パスワード流出だけでなく、個人が保有しているクレジットカード番号からECサイトの個人アカウントが乗っ取られて不正購入をされる。

クレジットカード情報はどちらかというと物理的な側面もあるのでスキミングなどの被害は南米滞在などの際にはよく見られていたが、昨今はオンラインでも被害が確認されるようになっている。
ただクレジットカード自体は、カード会社に不正利用の連絡をすれば、そのタイミングでステータスを無効にしてくれて、不正利用分を補填してくれる規定があるため発見が早ければ被害を最小限に抑え込むことができる。ただステータスが無効になるため再発行は避けられなく、多くのサブスクサービスの決済として登録していた場合はその情報更新の手間がめんどくさいことこの上ない。

というように、今回の情報漏洩は今後の個人資産の窃盗を見据えたものであるので、「個人情報くらいなら、まぁいいか」とのんびりしている暇がない。次なる攻撃がいつくるのか、そういう緊張感がしばらく続くのが厄介なのだ。

ひとりごと

プロ野球は全日程が終了。各リーグの優勝チームが決まり、そして日本シリーズ進出チームも決まった。

リーグ優勝していないチームが日本シリーズに進出してしまう。それが現実に起こるこの制度は個人的にずっとしっくりきてない。
お金儲けもしなきゃいけないのはわかるのだが、目先の利益を最優先にして将来的なコンテンツの魅力を損なっていないかはしっかり考えるべきかなと思っている。

ただポストシーズンで満員の観客がくる以上、多くのファンはこのレギュレーションにポジティブなんだろう。自分みたいな老害はもうプロ野球が想定するお客さんから外れてたんだと思うようにしている。寂しいけど。

子どものときのように、日本シリーズを楽しめた時代はもう来ないかもしれない。

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