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Ethernet規格で使われるケーブルについて

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ネットワーク接続用の規格で代表的なものの一つに数えられるEthernet。
Wi-FiやBluetoothなどの無線で使われる通信技術とは違い、有線(ケーブル)による通信規格である。

ではEthernet規格ではどのようなケーブルが使われているのか。今回の投稿ではそれに触れていく。

Ethernet規格のケーブル

  • LANケーブル(ツイストペアケーブル):Ethernet規格の中で最も一般的に使われているケーブル。
  • 光ファイバーケーブル:非常に高速で大容量のデータ通信が可能で長距離にも適している。
  • DACケーブル:銅線ケーブルのこと。両端にコネクタを使って接続をする。短距離接続に適している。
  • 同軸ケーブル:現在ではあまり使われなくなった。LANケーブルや光ファイバーよりも性能では劣るとされている。

各ケーブルの特色

Ethernetネットワークで最も使われるのはLANケーブルである。値段が安く、耐久性も強いため導入がしやすい特徴を持っている。
最大速度は40Gbpsだが、その速度に対応するスイッチや関連機器を揃えるのにコストがかかるため、そこまで大規模な環境でなければ10Gbpsで使われている。10Gbpsの速度で問題なければLANケーブルを使う、という認識はどのユーザさんにとっても共通のものである。

10Gbps以上の速度で使いたい場合、選択肢の中に光ファイバーケーブルやDACケーブルが挙がってくる。
DACケーブルは短距離接続に適した選択肢だが、光ファイバーケーブルよりもコストを抑えられるというメリットもある。その反面、接続する両デバイスの互換性や相性を選ぶ性質があるため通信が不安定になることがある。

両端のコネクタを用意する必要があるため価格が高く、ケーブル自体も脆く故障しやすい光ファイバーケーブルだが、接続する両デバイスの互換性などは特に気にせずに安定した通信が期待できる。
光ファイバーケーブルに使われるコネクタは低速のものから、1G(SFP)・10G(SFP+)・25G(SFP28)・40G(QSFP+)・100G(QSFP28)が選択できる。

光ファイバーケーブルにも種類がある

  • シングルモードファイバー(SMF):コアの中心に向かって放射された1つの光線を伝送する。
  • マルチモードファイバー(MMF):ケーブルのコアに向かって異なる角度で放射された複数の光線を同時に伝送する。

SMFの特徴としては長距離伝送に適している。信号の減衰が少ないため、10km前後の距離に対応できる。大容量データを高速で伝送するためにはこちらを使う。
MMFはケーブル内の複数光線が分散して衝突する傾向にあるため短距離伝送に適している。SMFよりも安価に導入できる側面もある。

ひとりごと

大相撲夏場所は大の里の優勝。千秋楽の2日前、連勝を13まで伸ばしたところで優勝を決めた。

これで横綱昇進はほぼ確定だろう。豊昇龍が横綱不在の角界の都合で無理やりのように横綱にさせられたのとは異なり、なるべくしてなった横綱。他にも楽しみな若手力士がたくさんいるので7月の名古屋場所もワクワクが続いている。

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