AWSを使い始めたとき、最初から「デフォルトVPC」が用意されている。
このデフォルトVPC、最初から自動でパブリックなEC2インスタンスが作れるようになっている。

デフォルトVPCは使わず新しいVPCを利用する場合には手動で設定が必要となるので、
「デフォルトVPC以外のVPC内で、パブリックなEC2インスタンスを作る手順」を本記事にまとめる。

作成するもの

・VPC作成
・作成後、コンソール画面よりパブリックDNSホスト名を有効にする。
　「DNSホスト名を編集」＞「DNSホスト名」を有効化

手順1完了後の状態

・インターネットゲートウェイ作成
・作成後、コンソール画面の「アクション」より手順1で作成したVPCにアタッチする。

手順2完了後の状態

・ルートテーブル作成

・手順2で作成したインターネットゲートウェイをルートテーブルに紐づける
　「ルート」＞「ルートを編集」

　「0.0.0.0/0(デフォルトゲートウェイ)」に、手順2で作成したインターネットゲートウェイを紐づける。

手順3完了後の状態

・手順1で作成したVPC内にサブネット作成
・手順3で作成したルートテーブルをサブネットに紐づける
　「ルートテーブル」＞「ルートテーブルの関連付けを編集」

今行った作業（ルートテーブル[0.0.0.0/0にIGWが設定されたもの]をサブネットに紐づけること)が、まさにパブリックサブネットを作成するという行為。最初はここらへんよく分かってなかったので自戒の念も込めてMEMO残す。

手順4完了後の状態

・EC2インスタンス作成

手順5完了後の状態

作成したEC2インスタンスに下記２点が設定されていることが確認できる。
・パブリック IPv4 アドレス
・パブリック IPv4 DNS