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あれから1年、LINE Bot MCP Serverはどうなったのか

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はじめに

1年ほど前に以下の記事を書きました。

その後まったくアップデートを追えていなかったので、現在どのような機能が追加されているのかを確認します。

何が変わったか

公式のリポジトリから1年前と大きく変わったところを3つ抜粋します。

※情報はすべて2026/4/28時点のものとなります。

バージョン

現在のバージョンは0.4.2となっています。
なお、依然として「preview version」であることに変わりはないようです。

ツールの数

公開当初、使えたツールは

  1. 通常のテキストメッセージ送信(push_text_message)
  2. Flexメッセージ送信(push_flex_message)
  3. プロフィール取得(get_profile)

の3つのみでした。
そこから徐々にツールが追加され、今では12の機能が使用できるようになっています。
特にリッチメニュー関連の処理が充実しているようです。

インストール方法

格段に導入しやすくなりました。
前回の記事で紹介した通り、当初はリポジトリをcloneしてきてbuildする必要がありました。

今では設定ファイルに1行追加すればすぐに使うことができるようです。
また、Dockerをつかった起動も可能になっています。

新しい機能を試す

追加された機能を試してみます。

導入が簡単になったとはいえ、LINE公式アカウント等の準備は必要です。
初めて試す場合は前回の事前準備を参考に環境を整えてください。

ツールの導入

MCPクライアント設定の前に、LINE Bot MCP Serverが内部で使用しているPuppeteerの導入をしておきます。

npx puppeteer browsers install chrome

正常にインストールされれば完了です。

MCPクライアントの設定

本記事ではClaude DesktopをMCPクライアントとして使用します。
Claude Desktopを立ち上げ、「設定」>「開発者」>「構成を編集」を押下します。
フォルダが開くので、claude_desktop_config.jsonを編集します。

ファイルに以下の内容を書き込みます。

claude_desktop_config.json
{
  "mcpServers": {
    "line-bot": {
      "command": "npx",
      "args": ["@line/line-bot-mcp-server"],
      "env": {
        "NPM_CONFIG_IGNORE_SCRIPTS": "true",
        "CHANNEL_ACCESS_TOKEN": "自分のチャネルアクセストークン",
        "DESTINATION_USER_ID": "自分のLINEユーザーID"
      }
    }
  }
}

1年前からの変更点はcommandargsです。前回はこちらがnodeと、ビルドした資材のパスを指定していました。
npxで実行できるようになったため、導入がいくらか簡略されましたね。

NPM_CONFIG_IGNORE_SCRIPTSについてはnpm用の設定で、npm install実行時にパッケージのスクリプトを実行しないようにする環境変数です。
詳細は以下を参照ください。

以上の設定が完了したら、Claude Desktopを一度終了し、再度立ち上げてください。

チャットの「+」からコネクタを確認すると「line-bot」が設定されているはずです。

設定の確認

まずは通常のメッセージが送れるか、念のため確認してみます。

私の場合は内容確認を求められました。

「送って」とすると、Push text messageの実行許可を求められるので「常に許可」とします。

送信完了とのこと。

LINEも正常に届いていました。

リッチメニューを作成する

リッチメニュー関連の機能が多く追加されており、削除やデフォルトの設定・解除、リッチメニューの一覧取得がありますが、個人的にめちゃくちゃ強力な機能だとおもっているのがこのリッチメニュー作成です。

Puppeteerというツールを使って画像を自動生成してくれるため、リッチメニュー作成を手軽に行えます。
※ただし画像生成はテンプレートベースのため、デザインの自由度は限られています。
詳細は「Puppeteerについて」をご確認ください。

Puppeteerについて [Puppeteer](https://pptr.dev/)自体は画像生成ツールではなく、Chromeなどのブラウザを制御するためのJavaScriptライブラリです。

LINE Bot MCPサーバーにおいては、定められたテンプレートからWebページを生成。
生成したWebページのキャプチャを取得し、それをリッチメニューの画像として使用しているようです。

エラーになったやりとり

事前準備(Puppeteerの導入)が足りずエラーになったやり取りを参考までに残しておきます。

やり取り詳細 リッチメニューの作成を依頼した。

ここでリッチメニュー実行の許可を出している。

Puppeteerがないのでエラーになって止まってしまった。

エラーになったとしても、対応方法をすぐに聞けるのがAIを使って実施することのメリットだと思いました。

リッチメニュー送信の指示出し

お試しなのでざっくり指示出し。
レイアウトをどうしたいかヒアリングされている。
レイアウトは6ボタンを選択しました。

アクションは3つとも選択しています。

細かくヒアリングしてくれていますが、一旦お任せで実施しました。

おまかせで構成を決めてくれました。

結果、リッチメニューの作成が完了しました。
※リッチメニュー作成失敗時に許可出ししているので、ここでは許可を求められず。

リッチメニューも正しく設定されていました。

その他の機能

その他追加になった機能としては、

  • ブロードキャストメッセージ(これは1年前の記事執筆後すぐに追加されたもよう)
  • LINE公式アカウントのメッセージ容量と消費量を取得
  • LINE公式アカウントを友だち追加しているユーザーのユーザーIDリストを取得

があります。
メッセージ容量取得を試してみます。

メッセージ容量と消費量を取得

例のごとく、許可を求められるので「常に許可」とします。

現在のメッセージ送信数を取得してくれました。
また、各プランの上限と今のプランについても教えてくれています。

ユーザーIDリスト取得について

私の手元で試した限り、そもそもget_follower_idsの機能自体が参照できませんでした。
ClaudeDesktopから確認できるツールが11個だけだったので、何らかの理由でget_follower_idsが参照できないようです。

ただ、リスト一覧取得できるのは認証済アカウントのみなので、その辺りが関わっているかもしれません。

まとめ

しばらく触らないうちに、かなり強力な機能がいくつか追加されていて驚きました。
ちょっとした運用であれば、ほぼノーコード、自然言語ベースでやっていけそうです。

今後のアップデートもちょっとずつチェックしていきたいと思いました。

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