はじめに
本稿は連載第7回として、VMagicMirrorの映像をOBS Studioへ取り込む手順を解説します。ウィンドウキャプチャの透過設定と、代替のゲームキャプチャも扱います。
1. 基本のキャプチャ(ゲームキャプチャ)
- OBSのソースの
+からゲームキャプチャを選択する
- 「特定のウィンドウをキャプチャ」を選び、VMagicMirrorのウィンドウを選択する
-
VMagicMirrorの画面がOBSに取り込まれる
-
必要に応じて
Altドラッグでクロップし、変換でサイズ調整する
2. 透過背景の設定(ウィンドウキャプチャ+クロマキー)
- OBS側:
ウィンドウキャプチャのフィルタでクロマキーを追加する(obs-virt)
色キーの種類は緑にする。
- VMagicMirror側:
ウィンドウタブで背景色を緑にする(tips)
- 合成すると、このような映像になる
3. 代替のゲームキャプチャ(状況に応じて)
- 透過品質や負荷によっては
ゲームキャプチャのほうが好結果となる場合がある - キャプチャ方法や互換フックを切り替え、プレビューで安定性を確認する
4. 表示品質と負荷のバランス
- 影やBloomをオフにし、ウィンドウサイズを最適化し、OBSフィルタを最小化して負荷を抑制する
おわりに
背景だけであればVMagicMirrorでも調整できますが、クロマキー合成を行うことで、ワイプや複数の画面も合成できるようになります。
映像の取り込みが安定すれば、次回は音声経路(恋声→VB-CABLE→OBS)を構築しましょう。
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