何があった
2020年ころにWKWebViewに移行しないとアプリが公開できなくなるということがあった。
WKWebViewに対応してアップロードしたが、何故かAppStoreConnectで弾かれ続けていたという事象です。
化石アプリで更新が止まっているアプリだとまだUIWebViewあるかもしれないので一応残しておきます。
どういう事象よ
参考:【iOS UIWebView廃止の対応策】(2020年12月対応必須)cordova利用のハイブリッドアプリにおける「WKWebView」への移行対応について
AppStoreConnect上で起きていた事象は、上記の記事で書かれている内容とほぼ同じです。
AppStoreConnectへはアップロード出来ていたのですが、該当のビルドバージョンを処理中...のような表記がしばらく出た数分後、何事もなかったように消え去りました。
この時、本来であればAppleからメールが来るので原因に気づけるはずですが、当時はメールを受け取る部署が異なるために原因が分からず、頭を抱えていました。
Appleからのメール
担当部署から連絡があり、メールの内容を連携いただきました。
内容は「UIWebView使っているからWKWebViewにしてアップロードしてくれ」的な感じでした。
アプリ内ではUIWebViewからWKWebViewに書き換えていたので「???」となっていました。
何が原因だったか
使用しているライブラリがUIWebViewを使用していたことが原因でした。
詳しくは[iOS] UIWebView APIが含まれているライブラリを調べる方法に書いていただいている内容がとても分かりやすいです。
どのように対応したか
元々廃止予定のライブラリでしたので、これを機に取り外すこととなりました。
ライブラリを取り除いた後、再度AppStoreConnectへアップロードすると、無事アップロード処理が完了していました。