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Difyのフローにrocadocのドキュメント前処理を組み込んでみた

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1. はじめに

Dify上からrokadocのドキュメント変換処理を呼び出すフローを作成しました。

構築にあたり、以下を参考にさせていただきました。

構築したDifyのフローの全体像はこんな感じです。
image.png

  • 各ノードのイメージ
    • 開始:ファイルをアップロード
    • HTTPリクエスト:rokadocのエンドポイントへアクセス&ドキュメント前処理
    • LLM:LLMモデルにて処理
    • 終了:回答出力

2. 事前作業

rokadocのエンドポイントURL/APIキー取得

エンドポイントのURL等はこちらを参照
https://portal.beta-api.rokadoc.ntt.com/api-details#api=roka-beta-v1&operation=doc2txt_api_doc2txt_post

image.png

rokadocの利用サブスクリプションには、2種類あります。

  • 本番PoC用サブスクリプション:管理者へ問い合わせが必要
  • 試用サブスクリプション:登録すれば利用可能
    image.png

今回はお試しなので、試用サブスクリプションを利用しています。
APIキーをここで控えておきます。
image.png

3. フロー作成

開始

開始ノードではアップロードファイルを入力とします。
image.png

image.png

HTTPリクエストノード

事前に確認したrokadocのエンドポイントURLをPOSTのリンクに設定。
合わせて取得したAPIキーをヘッダーに追加。
image.png

LLMノード

今回は、出力結果を要約してもらうようプロンプトに設定します。
利用するLLMモデルは好きなものを選択。今回は最近少し気になっていたqwen3を選択してみました。
image.png

終了ノード

LLMの出力結果を出力しています。
image.png

テスト

上部の▶︎実行より動作テストを実施します。
問題なく回答出力できれば成功です。
image.png

もし途中でエラーとなってしまい、想定した結果が帰ってこなかった場合は、実行追跡からエラー内容を確認してみましょう。
(私は、HTTPリクエストの設定がPOSTではなくGETになってしまっていたり、エンドポイントURLが間違ってしまっていたりで最初エラーが出てしまいましたが、修正することでうまくいくようになりました。)

4. まとめ

今回はDify上からrokadocのドキュメント変換処理を呼び出すフローを作成しました。
rokadocの試用サブスクリプションだと、変換処理は10回/週という制限があるため、テストを繰り返しているといつの間にが制限に引っかかってしまうこともあるかもしれません。
そのあたりは注意しつつ、利用できればと思います。

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