はじめに
IT・AIの情報、追いきれていますか?
毎日どこかで新しいモデルやサービスが発表されて、はてブやZennを開けば知らない言葉だらけ。気になる記事はあるけど、全部読む時間はない。読んでも用語が分からなくて、結局そのまま閉じてしまう。
そこで、毎朝AIが「今日読むべき記事」を選んで、要約と用語解説まで付けてくれるサイトを作りました。開発環境はChromebookとスマホだけ、費用は0円です。
こんな方におすすめ
- IT・AIのトレンドを追いたいけど、情報が多すぎて追いきれない方
- Next.js × Supabase × Gemini API で何か作ってみたい方
- 無料枠だけで、毎日自動で動くWebアプリを作りたい方
- PCがなく、Chromebookで開発している方
作ったもの
朝サイトを開くと、こんな画面になっています。
- 今日の総括:おすすめ記事全体から見える流れを数文で。まずここだけ読めばOK
- 今日のおすすめ10件:AIが約100件の新着記事から選んだもの。おすすめ理由・3行要約・キーワード解説付き
- その他の記事:気になったものはチェックして、その場で要約できる
- カレンダー:過去の日のおすすめと総括をさかのぼれる
- トレンドワード・検索:よく出てくるキーワードや検索から、関連記事を芋づる式にたどれる
ポイントは、記事ごとに「この記事を理解するために知っておくべき用語」をAIが抜き出して、一言で解説してくれるところです。知らない言葉をその場で押すと、同じキーワードの過去記事も並ぶので、ニュースを読むこと自体が勉強になるようにしました。
技術構成
| 役割 | 使ったもの | 料金 |
|---|---|---|
| フロント・API | Next.js(App Router) | 0円 |
| データベース | Supabase | 無料プラン |
| AI(選別・要約・総括) | Gemini API | 無料枠 |
| 公開・毎朝の自動実行 | Vercel(Hobby)+ Cron | 無料プラン |
| 情報源 | 各サイトのRSS | 0円 |
情報源は、トレンドを追う役として「はてブ テクノロジー」「ITmedia AI+」「Publickey」、学ぶ役として「Zenn トレンド」「Zenn AIトピック」の5つから始めました。
毎朝の流れ
Geminiを呼ぶのは1日3回だけです。
- 選別:約100件のタイトルだけをまとめて渡して、1回で10件選ばせる
- 要約:選んだ10件をまとめて1回で要約
- 総括:10件の要約から1回で全体の流れを書かせる
1記事ずつAPIを呼ぶと無料枠がすぐ尽きるので、「まとめて1回」を徹底しています。一度要約した記事はデータベースに保存して、二度とAPIを使いません。
開発でハマったところ(次回以降で詳しく)
作っている途中で、いくつか壁がありました。
- Geminiの定番モデルが「新規ユーザーには提供終了」で404
- 最新モデルが混雑続きで503が止まらない → 混雑したら軽量モデルに自動で切り替える仕組みで解決
- ChromebookのLinux環境から開発サーバーを開くと、ボタンが反応しない
- VercelのHobbyプランは、自動実行が1日1回まで
どれも「無料枠 × Chromebook」ならではの話なので、同じ構成で作る方の参考になればと思います。
まとめ
- 毎朝AIがトレンド記事を選んで、要約・用語解説・総括まで付けてくれるサイトを作った
- Next.js × Supabase × Gemini API × Vercel で、費用は0円
- Geminiは「まとめて1回」で呼び、1日3回に抑えている
- 用語から関連記事をたどれるので、読むだけで知識が貯まっていく
次回は、RSSの取得とGeminiでの要約・選別、そして混雑エラーとの格闘について書きます。