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【EC2】EBSとは

Last updated at Posted at 2020-09-13

EBSとは

Elastic Block Store の略
EC2に仮想的にアタッチされるブロックレベルのストレージサービス

特徴

  • データは揮発性でなく、永続的に保存される
  • 他のアベイラビリティゾーンのインスタンスにはアタッチ不可
  • 1つのEBSを複数インスタンスで共有することは不可
  • 同アベイラビリティゾーン内のインスタンスであればEBSの付け替えが可能
  • 1つのボリュームは最大で16TB

ボリュームタイプ

1. Provisioned IOPS SSD

ミッションクリティカルな低レイテンシーまたは高スループットワークロードに適した、最高パフォーマンスのSSDボリューム

ユースケース:I/O負荷の高いNoSQLデータベースやRDBMS用のボリューム
最大サイズ:4GB - 16TB
最大IOPS:64,000
最大スループット:500MB/s

2. 汎用SSD

さまざまなワークロードに適した、価格とパフォーマンスのバランスが取れている汎用SSDボリューム

ユースケース:OSのブートボリュームや、テイレイテンシーが必要とされるアプリケーション用のボリューム
最大サイズ:1GB - 16TB
最大IOPS:16,000
最大スループット:160MB/s

3. スループット最適化HDD

高いスループットを必要とするアクセス頻度の高いワークロード向けの低コストのHDDボリューム

ユースケース:大容量かつ高いスループットが必要とされ、シーケンシャルアクセスを行うビッグデータ、DWH、ログ処理用のボリューム
最大サイズ:500GB - 16TB
最大IOPS:500
最大スループット:500MB/s

4. コールドHDD

アクセス頻度の低いワークロード用に設計された低コストのHDDボリューム

ユースケース:アクセス頻度の低い、アーカイブ等のコールドデータ用のボリューム
最大サイズ:500GB - 16TB
最大IOPS:250
最大スループット:250MB/s

EBS最適化インスタンス

EBSボリュームに割り当てられたIOPS値を最大限に利用出来るよう、EC2が利用するネットワークが予め構成されているインスタンス

EC2とEBSボリューム間に専用且つ大きな帯域幅のネットワークが確保され、予め設定したProvisioned IOPS値に応じたディスク性能を得られる

EBSスナップショット

EBSボリュームの特定時点のバックアップを取得し、S3に保存する機能

  • S3に保存されたデータは、リージョン内の複数のアベイラビリティゾーン間で同期される

  • リージョン間をまたいで利用可能

  • 別アベイラビリティゾーンにEBSを復元することが可能

  • マネージメントコンソールまたはCLIを利用して取得・別リージョンへのコピーが可能

  • 2世代目以降は増分データを保存する増分バックアップ

スナップショットとAMI

スナップショット:ストレージ/EBSのその時点の断面のバックアップとして保持し、ストレージの復元や複製に利用するもの

AMI:EC2インスタンスのOS設定などをイメージとして保持し、新規インスタンス設定に転用するもの(※ EBSスナップショットも含む

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