いつもおむかえに来てくれる夫、ありがとう
ありがたいことに、車通勤の夫は電車通勤の私を毎日駅まで迎えに来てくれます。私は毎日夫におむかえ時間を連絡しています。
やさしい夫は時間に間に合うように仕事を切り上げておむかえに来てくれます。しかし気づかないうちに電車が遅延していることが多く、5~10分待たせてしまうのが当たり前になってしまっています。
このままではやさしい夫に申し訳ない・・・
そこで!
私の位置情報を利用して、おむかえに来てほしい時間を夫に自動でLINE連絡するシステムを作りました!
できたもの
:LINE Notify
:夫
このサービスでは2つの機能を作りました!
- 会社を出たら連絡する機能
- 最寄り駅に着きそうになったら連絡する機能
つくりかた
めっっっちゃくちゃ簡単です!
事前準備の時間を除けばなんと10分で完成します!
さあ、やってみましょう
① 事前準備
1.以下のサービスのアカウントを作成し、ログインしましょう。
- IFTTT:さまざまなWebサービス同士を連携させることができるノーコードのWebサービス。名称はIf This Then That(もしAが〜したときBが〜する)の略。
-
LINE Notify:LINEに通知を送るサービス。LINEのアカウントがあればOK
2.LINEグループを作り、通知を送りたい人とLINE Notifyを招待しましょう。
3.スマホの位置情報を使うので、IFTTTのスマホアプリをインストールし、ログインしましょう。
② 会社を出たら連絡する機能を作る
完成まであと10分
がんばろう!
1.IFTTT右上の「Create」ボタンを押す
2.「If This」の「Add」ボタンを押す
3.「Location」と検索し、アイコンを選択する
4.「You exit an area」を選択する
5.会社周辺のエリアを選択する
6.「Then That」の「Add」ボタンを押す
7.「LINE」と検索し、LINEのアイコンを選択する
8.「Send Message」を選択する
9.通知を送るLINEグループを選択し、送りたいメッセージを記入する
メッセージは以下のようにしました。「1時間後」は会社⇒会社の最寄り駅⇒自宅の最寄り駅までのおおよその時間を計算しました。
感謝の気持ちも忘れずに
10.「Continue」ボタンを押し、わかりやすいタイトルを付けて「Finish」ボタンを押す
③ 最寄り駅に付きそうになったら連絡する機能を作る
完成まであと5分
もうひといき!
1~3までは「②会社を出たら連絡する機能を作る」と同じ
4.「You enter an area」を選択する
5.最寄り駅周辺のエリアを選択する
私の場合は夫の職場から最寄り駅まで車で10分ちょいなので、最寄り駅に着くまであと15分になるエリアを円の中に入れました。
6~8も「②会社を出たら連絡する機能を作る」と同じ
9.通知を送るLINEグループを選択し、送りたいメッセージを記入する
10も「②会社を出たら連絡する機能を作る」と同じ
タイトルは「もうすぐ着くよ」にしました!
スマホでも表示できていることを確認してください。
位置情報は常に許可してください。
使ってみた!
え、#IFTTT すごくない!?
— ちーろってぃ🐶通勤をハッピーに (@chiiirotty) June 8, 2023
これまで毎日夫に手動でおむかえよろしくLINEしてたのを、会社を出たら #LINENotify で通知するシステムに置き換えてみたら便利すぎた!!!(💡:Notify, 🌷:夫)
歩きスマホ防止にもなるし、世のお迎えee(レビュイー的な)みんなに使ってほしいこれ!#LINEDC #protoout pic.twitter.com/DB4iDUxdvT
めっっっちゃくちゃ便利!!!
しかも会社を出た通知が送られた時刻20:10からちょうど1時間後の21:10に最寄りに着いた 超実用的!!!
ただし「もうすぐ着くよ」の通知が出るのが早すぎたので、チューニングが必要ですね・・・想定より7分早く通知が出てしまいました
コードを書かずに課題解決してみた結果
今回サービスを作るにあたり、プログラミングのコードは一行も書きませんでした。その結果、目的を達成するサービスを爆速で完成させることができました。必要に応じてコーディングしつつも、手段にこだわらず、便利なものがあるのなら積極的に使っていく姿勢が大切ですね!
また、今回のサービスについて夫にヒアリングしてみたところ、「便利だけど愛がない!」と言われてしまいました
やはり感謝の気持ちを伝えるには、自分の言葉でメッセージを送る必要がありそうです。今後はおむかえ時間自動連絡システムをあくまで補助的なサービスとして利用し、手動での連絡も引き続き行うことにします!