こんにちは!スーパーの店員をしています。
業務上の困りごとを、アナログでもデジタルでもなんでもいいから解消したい!と思っている今日この頃です。
今回は、レジ応対時に訪れる「困った」を解消するべく、画像認識モデルが作れる「Teachable Machine」で業務改善に挑戦しました✨
困りごと:トレーディングカードゲーム 種類が多過ぎて管理できない
トレーディングカードゲームとは...❔
「ポケモンカード」「遊戯王オフィシャルカードゲーム」「デュエル・マスターズ」「マジック:ザ・ギャザリング」などが有名な対戦型のカードゲーム。カードのデザインも美しいものが多く、コレクションして楽しむ人も多い。
コロナ禍でより人気の高まったコンテンツ。
詳しくはこちらをどうぞ!
困っていること①
カードの種類が多過ぎて、把握しきれない。
どのカードがいくつ・どこに在庫があるかすぐに分からない!
👉在庫をデータ上で確認できるシステムはすでに存在し、職場でも利用しているので差し迫った課題ではない。
(システムの立ち上がりが遅いという声が職場では大変多く、Power Automateなどを用いてゆくゆくは改善したいところです...)
困っていること②
毎月コンスタントに新商品がでるトレカ。
お客さまの「一番新しい商品はどれですか?」「このカードはいつ発売されましたか?」という質問にすぐに答えられない!
👉カードの発売日を聞くお客さまは、孫や子供に「一番新しいやつ買ってきて!!」と頼まれたパターンが多く、商品に詳しくない場合がほとんどです。
店員としても絶対に間違えてはならない!と責任重大で震えます。
また、現状お客さまの問いにお答えするには、その都度ググるしか手がありません...
今回はこの問題を早急に解決したい✨
完成品
上記の動画のように、Node-RED-Desktopのcaremaノードを押すと、Teachable Machineに取り込んだたくさんの画像の中から、カメラに映ったアイテムとより近いものを選んで回答してくれます。
また、LINE Botと繋げることで、商品名と発売日がLINE Botで返ってきます!
使用したツール
・Teachable Machine
・Make
・Node-RED-Desktop
作成手順
Node-RED-Desktopで組み合わせる
これがNodeの完成形です。
「Teachable Machine」ノードは元々のパレットに入っていないので、パレットの管理から追加してください。
「camera」ノードの左横を押すと、カメラが立ち上がり画像認識を行います。
CodePen使用Ver.も作ってみた
職場でこのシステムを使うにあたり、LINE Botを使わずもっと直接的に返答を得られないかということでCodePenにて実装してみました!
下の動画は、CodePenとTeachable Machineにてスマホカメラで発売日を判定したものです。
試してみたい方は下記URLをどうぞ!
(プロトタイプのため、ポケモンカード数種類のみの登録となっています💦)
作ってみて
Teachable Machineを使うことで、思ったより簡単に画像認証を行えて驚きました!Teachable Machineは音声認識もできるそうで、様々な組み合わせや可能性が広がりこれからの活用が楽しみです🎵
次は音声認識を用いたプロトタイプを作成したいです!
最後までご覧いただきましてありがとうございました😊