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【DB入門】付録C SQL 早見表・SQL Developer 早見表・用語集

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Last updated at Posted at 2026-10-27

この教材で使った SQL の書き方、SQL Developer の操作、用語をまとめています。書き方を忘れたときに引いてください。

C.1 SQL 早見表

ユーザー・テーブル・シーケンス(DDL・DCL)

したいこと 書き方 章
ユーザーを作る CREATE USER dbapp IDENTIFIED BY dbapp; 第2章
権限を与える GRANT ALL PRIVILEGES TO dbapp; 第2章
シーケンスを作る CREATE SEQUENCE SEQ_EMP NOCACHE; 第3章
テーブルを作る CREATE TABLE テーブル名 ( 列名 データ型 制約, … ); 第3章
主キー(列制約) EMP_ID NUMBER(6) CONSTRAINT PK_EMPLOYEE PRIMARY KEY 第3章
外部キー(列制約) DEPT_ID NUMBER(4) NOT NULL CONSTRAINT FK_EMPLOYEE_DEPARTMENT REFERENCES DEPARTMENT (DEPT_ID) 第3章
CHECK 制約(列制約) GENDER NUMBER(1) NOT NULL CONSTRAINT CK_EMPLOYEE_GENDER CHECK (GENDER IN (1, 2)) 第3章
表制約で書く CONSTRAINT PK_EMPLOYEE PRIMARY KEY (EMP_ID)
CONSTRAINT FK_… FOREIGN KEY (DEPT_ID) REFERENCES DEPARTMENT (DEPT_ID)
CONSTRAINT CK_… CHECK (GENDER IN (1, 2))
第3章
テーブルを消す DROP TABLE EMPLOYEE;(参照している側から先に) 第3章
シーケンスを消す DROP SEQUENCE SEQ_EMP; 第3章

データ型

データ型 意味 値の書き方
NUMBER(n) 最大 n 桁の整数 26
VARCHAR2(n CHAR) 最大 n 文字の文字列 '東京都'
DATE 日付(時刻も持つ) DATE '2000-06-22'

登録・変更・削除・確定(DML・TCL)

したいこと 書き方 章
1行を登録する INSERT INTO テーブル名 (列名, …) VALUES (値, …); 第4章
シーケンスの次の番号 SEQ_EMP.NEXTVAL 第4章
変更する UPDATE テーブル名 SET 列名 = 値, … WHERE 条件; 第7章
削除する DELETE FROM テーブル名 WHERE 条件; 第7章
確定する COMMIT; 第4章
取り消す ROLLBACK; 第4章

取り出す(SELECT)

書き方(句はこの順番で書く)
SELECT [DISTINCT] 列名 [AS 別名], 集計関数, ...
  FROM テーブル1 別名1
 [INNER | LEFT OUTER] JOIN テーブル2 別名2 ON 結合の条件
 WHERE 行の条件
 GROUP BY 列名, ...
HAVING グループの条件
 ORDER BY 列名 [ASC | DESC], ...;

[ ] の中は省略できる部分、| はどちらかを選ぶ部分です(SQL には書きません)。

したいこと 書き方 章
すべての列 SELECT * FROM EMPLOYEE; 第5章
列を選ぶ SELECT NAME, AGE FROM EMPLOYEE; 第5章
並べ替える ORDER BY AGE(昇順)、ORDER BY AGE DESC(降順)、ORDER BY DEPT_ID, AGE DESC 第5章
別名を付ける SELECT NAME AS 氏名 第5章
重複をなくす SELECT DISTINCT ADDRESS FROM EMPLOYEE; 第5章
計算する SELECT AGE + 1 AS NEXT_AGE 第5章
条件で絞る WHERE DEPT_ID = 2、WHERE AGE >= 30、WHERE NAME = '雷禅 海皇' 第6章
比較演算子 =・<>・>・>=・<・<= 第6章
条件を組み合わせる WHERE DEPT_ID = 2 AND (ADDRESS = '東京都' OR ADDRESS = '大阪府')、NOT 第6章
範囲 WHERE AGE BETWEEN 25 AND 30 第6章
候補のどれか WHERE ADDRESS IN ('東京都', '京都府')、NOT IN 第6章
あいまい検索 WHERE NAME LIKE '田%'(%:0文字以上、_:1文字)、NOT LIKE 第6章
NULL を調べる WHERE 列名 IS NULL、IS NOT NULL 第6章
行を数える・集計する COUNT(*)・COUNT(列名)・SUM・AVG・MAX・MIN 第9章
グループごとに集計する SELECT DEPT_ID, COUNT(*) FROM EMPLOYEE GROUP BY DEPT_ID 第9章
集計結果で絞る GROUP BY DEPT_ID HAVING COUNT(*) >= 4 第9章
内部結合 FROM EMPLOYEE e INNER JOIN DEPARTMENT d ON e.DEPT_ID = d.DEPT_ID 第10章
左外部結合 FROM DEPARTMENT d LEFT OUTER JOIN EMPLOYEE e ON d.DEPT_ID = e.DEPT_ID 第10章
3つ以上のテーブルの結合 FROM EMPLOYEE e INNER JOIN DEPARTMENT d ON e.DEPT_ID = d.DEPT_ID INNER JOIN JOB j ON e.JOB_ID = j.JOB_ID(JOB は例) 第10章

関数

関数 意味 例 → 結果
|| 文字列をつなげる NAME || 'さん' → 雷禅 海皇さん
LENGTH(文字列) 文字数 LENGTH('雷禅 海皇') → 5
SUBSTR(文字列, 開始, 文字数) 一部を取り出す(開始は 1 から) SUBSTR('雷禅 海皇', 1, 2) → 雷禅
REPLACE(文字列, 探す, 置き換える) 置き換える REPLACE('雷禅 海皇', ' ', '') → 雷禅海皇
UPPER(文字列)・LOWER(文字列) 英字を大文字・小文字にする UPPER('oracle') → ORACLE
ROUND(数, 桁) 四捨五入 ROUND(28.65, 1) → 28.7
TRUNC(数, 桁) 切り捨て TRUNC(28.65, 1) → 28.6
MOD(数1, 数2) 割った余り MOD(10, 3) → 1
SYSDATE 現在の日時 SYSDATE + 7 → 7日後
TO_CHAR(日付, '書式') 日付を文字列にする TO_CHAR(BIRTH_DATE, 'YYYY/MM/DD') → 2000/06/22
TO_DATE('文字列', '書式') 文字列を日付にする TO_DATE('2000/06/22', 'YYYY/MM/DD')
MONTHS_BETWEEN(日付1, 日付2) 2つの日付の間の月数 TRUNC(MONTHS_BETWEEN(SYSDATE, BIRTH_DATE) / 12) → 年齢
NVL(値, 代わりの値) NULL のとき代わりの値にする NVL(e.NAME, '(社員なし)')

日付の書式の記号:YYYY(年4桁)・MM(月)・DD(日)・HH24(時)・MI(分)・SS(秒)・"文字"(そのまま入れる文字)。

C.2 SQL Developer 操作早見表

接続とワークシート

したいこと 操作 章
接続を作る 「接続」パネルの緑の「+」→ 入力 → 「テスト」→「保存」→「接続」 第2章
接続する 「接続」パネルで接続名をダブルクリック 第3章
ワークシートを開く 接続名を右クリック → 「SQLワークシートを開く」(または Alt + F10) 第3章
接続を切断する 接続名を右クリック → 「切断」 —
接続の設定を直す 接続名を右クリック → 「プロパティ」 第2章
どの接続のワークシートか確かめる ワークシートのタブの名前と右上の接続名を見る 第2章
SQL をファイルに保存する・開く ファイル → 保存(Ctrl + S)/ファイル → 開く。開いたワークシートは右上で接続を選ぶ 第4章

SQL の実行

したいこと 操作 章
1つの SQL を実行する(文の実行) SQL の中にカーソルを置いて Ctrl + Enter、または緑の三角ボタン。SELECT の結果は「問合せ結果」に表で表示 第2章
すべての SQL を実行する(スクリプトの実行) F5、または「紙と緑の三角」のボタン。結果は「スクリプト出力」に文字で表示 第2章
SQL の入力を補完する 途中まで打って Ctrl + Space を押し、候補を ↓ ↑ で選んで Enter 第2章
選んだ範囲だけ実行する 範囲を選択して Ctrl + Enter または F5 第7章
コミットする COMMIT; を実行、または「コミット」ボタン(F11) 第4章
ロールバックする ROLLBACK; を実行、または「ロールバック」ボタン(F12) 第4章
ワークシートの内容を消す Ctrl + A で全選択して Delete、または「消去」ボタン(Ctrl + D) —
スクリプト出力を消す 「スクリプト出力」タブの「消去」ボタン(消しゴムの印) —
テーブル・列・制約を見る 「接続」パネルで接続を展開 → 「表」→ テーブル名をダブルクリック → 「列」「制約」「データ」タブ 第3章
最新の状態に更新する 「表」などを右クリック → 「リフレッシュ」 第3章
SQL を図で組み立てる ワークシート下の「クエリー・ビルダー」タブ 第10章

SQL Developer を使いやすくする設定

設定はメニューの ツール → プリファレンス で開きます。「開発環境の準備」で設定したものに加えて、次の設定も便利です。

設定 場所 効果
行番号の表示 コード・エディタ → 行の左余白 → 「行番号の表示」にチェック ワークシートに行番号が表示され、エラーの「コマンドの N 行目」と照らし合わせやすくなる
フォントを大きくする コード・エディタ → フォント ワークシートの文字の大きさを変えられる

C.3 用語集

用語 意味 章
データベース 決まった形で保存したデータの集まり。DBMS を含めた仕組み全体を指すこともある 第1章
DBMS データベース管理システム。データを管理し、SQL の指示を処理するソフトウェア。Oracle Database など 第1章
リレーショナルデータベース(RDB) データを表(テーブル)の形で持つデータベース 第1章
テーブル(表) 同じ種類のデータを集めた表。列の定義を持ち、行が増えていく 第1章
行(レコード) テーブルの1件分のデータ 第1章
列(カラム) テーブルの項目。名前とデータ型を持つ 第1章
主キー(プライマリキー) 1行を特定する列。同じ値は入れられず、空も許されない。PRIMARY KEY 第1章・第3章
外部キー 別のテーブルの主キーを参照する列。参照先に存在する値しか入れられない。REFERENCES 第1章・第3章
正規化 同じ情報の繰り返しをなくすように、テーブルを分けること 第1章
ER 図 テーブルと、テーブル同士のつながり(主キーと外部キー)を表した図 第1章
SQL DBMS に指示を出すための言葉。1つの指示が SQL 文 第1章
DDL・DML・TCL・DCL SQL 文の分類。定義(CREATE・DROP)、操作(INSERT・SELECT・UPDATE・DELETE)、トランザクション制御(COMMIT・ROLLBACK)、制御(GRANT)。現場では、テーブルを作る CREATE TABLE 文そのものを「DDL」と呼ぶことが多い 第1章
CRUD 登録・取り出し・変更・削除の4つの操作。C(Create)が INSERT、R(Read)が SELECT、U(Update)が UPDATE、D(Delete)が DELETE 第1章
Oracle Database XE Oracle Database の無償版(Express Edition) 「開発環境の準備」
CDB・PDB CDB はデータベース全体の入れ物、PDB はその中の独立したデータベース。この教材では PDB の XEPDB1(mac では FREEPDB1)を使う 「開発環境の準備」
サービス(Windows) 画面を持たずに裏側で動き続けるプログラム。Oracle はサービスとして動く 「開発環境の準備」
SQL Developer Oracle Database に接続して SQL を実行し、結果を表で確認するツール 「開発環境の準備」
接続 SQL Developer からデータベースにつなぐための設定。接続名・ユーザー名・パスワード・サービス名を持つ 第2章
ワークシート SQL Developer で SQL を入力して実行する画面。接続ごとに開く 第2章
ユーザー データベースに接続するためのアカウント。CREATE USER で作る 第2章
スキーマ ユーザーが所有するテーブルなどを入れる領域。名前はユーザー名と同じ 第2章
権限 ユーザーが何をできるかを決めるもの。GRANT で与える 第2章
DUAL Oracle に最初からある1行1列の表。テーブルを使わずに値や関数を試すときに使う 第2章・第8章
データ型 列に入れる値の種類。NUMBER・VARCHAR2・DATE 第3章
制約 列に入れられる値の決まり。NOT NULL・主キー・外部キー・CHECK。反するとエラーになる 第3章
列制約・表制約 制約の書き方。列の定義の後ろに書くのが列制約、まとめて書くのが表制約 第3章
NULL 値が入っていない状態。0 や空文字とは違う。IS NULL で調べる 第3章・第6章
シーケンス 重ならない番号を順に払い出す部品。NEXTVAL で次の番号を取り出す。SQL Developer では「順序」 第3章
COMMIT・ROLLBACK 変更を確定する・取り消す。確定前の変更は、ほかの接続からは見えない 第4章
トランザクション 前回の COMMIT から次の COMMIT(または ROLLBACK)までの、ひとまとまりの変更 第4章
ORA- エラー Oracle のエラーメッセージ。ORA- と5桁の番号で始まる 第4章・付録B
句 SELECT 文を構成する部分。FROM 句・WHERE 句など。書く順番が決まっている 第6章・第9章
別名(エイリアス) 列やテーブルに付ける仮の名前。列は AS を付けて、テーブルは付けずに書く 第5章・第10章
比較演算子 値を比べる記号。=・<>・>・>=・<・<= 第6章
関数 値を受け取って加工した値を返す部品。関数名(引数) 第8章
集計・集計関数 複数の行をまとめて1つの値にすること。COUNT・SUM・AVG・MAX・MIN 第9章
GROUP BY・HAVING 行をグループに分けて集計する句と、集計結果でグループを絞り込む句 第9章・第9章
結合(JOIN) 2つのテーブルを共通の列の値でつなげて1つの表として取り出すこと 第10章
内部結合・外部結合 両方に相手がいる行だけを残すのが内部結合(INNER JOIN)、片方の全行を残すのが外部結合(LEFT OUTER JOIN) 第10章

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付録B よくあるエラーと対処法

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