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Rails学習者向けのLaravelAdvent Calendar 2024

Day 24

Laravel Sailを使ったローカル開発環境構築

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はじめに

Laravel Sailは、公式が提供するDockerを活用した開発環境構築ツールです。Railsを学んでいる方がLaravelに挑戦する際、Sailを使うことでスムーズにローカル環境をセットアップできます。本記事では、Laravel Sailを用いたローカル開発環境の構築手順を解説します。

前提条件

Dockerがインストールされていること

Composerがインストールされていること

Laravelプロジェクトの作成

1. Laravelインストーラーを使ったプロジェクト作成

Laravel Sailを使用するには、まずLaravelプロジェクトを作成します。以下のコマンドを実行してください。

composer create-project laravel/laravel my-laravel-app
cd my-laravel-app

ここで、my-laravel-appはプロジェクト名です。お好みに応じて変更してください。

2. Sailのインストール

次に、Sailをプロジェクトにインストールします。

composer require laravel/sail --dev

その後、Sailの実行コマンドを作成します。

php artisan sail:install

インストール時に、使用するサービスを選択するプロンプトが表示されます。デフォルトでは、MySQLやRedisなどが選択されます。必要に応じて選択を変更してください。

Dockerコンテナの起動

Sailを使ってDockerコンテナを起動します。以下のコマンドを実行してください。

./vendor/bin/sail up

初回起動時は、Dockerイメージのビルドに時間がかかることがあります。すべてのサービスが起動したら、Laravelのデフォルトページをブラウザで確認できます。

http://localhost

開発環境の利用

Artisanコマンドの実行

Sail経由でArtisanコマンドを実行するには、以下のようにコマンドを入力します。

./vendor/bin/sail artisan migrate

他のサービスとの連携

RedisやMailhogなど、Sailに含まれるサービスを活用できます。たとえば、RedisのCLIを使用する場合は以下のようにします。

./vendor/bin/sail redis-cli

開発環境の停止

開発を終了する際は、以下のコマンドでコンテナを停止します。

./vendor/bin/sail down

まとめ

Laravel Sailを使用することで、Dockerを活用した簡単かつ再現性のあるローカル開発環境を構築できます。本記事の手順を実行すれば、初学者でも問題なく環境をセットアップできるはずです。

Laravel Sail公式ドキュメント

Railsでの経験がある方は、LaravelのアプローチとRailsの違いを楽しみながら学習を進めてください!

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