やること

独自のcontext_processorsとやらを作成する

app名/context_processors.py というファイルを新しく作り


from django.conf import settings

def google_analytics(request):
    """
    DEBUG=Falseの場合に、GoogleアナリティクスのトラッキングIDを返す
    """
    # GoogleアナリティクスのトラッキングIDをsettings.pyから取得する
    # settings.py内に、GOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_ID='自分のトラッキングID'を書き込んでおく
    ga_tracking_id = getattr(settings, 'GOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_ID', False)

    # DEBUG=FalseかつGoogleアナリティクスのトラッキングIDを取得できたら、
    # テンプレート内で'GOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_ID'という変数を利用できるようにする
    if not settings.DEBUG and ga_tracking_id:
        return {
            'GOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_ID': ga_tracking_id,
        }
    return {}

これをそのまま貼り付けます。

作っただけだとなんにもならないので、

settings.pyを編集し、↑を読み込ませてあげます。

TEMPLATESの変数があると思うので、


TEMPLATES = [
    {
        'BACKEND': 'django.template.backends.django.DjangoTemplates',
        'DIRS': [os.path.join(BASE_DIR, 'templates')], # 404ページ用に記載
        'APP_DIRS': True,
        'OPTIONS': {
            'context_processors': [
                'django.template.context_processors.debug',
                'django.template.context_processors.request',
                'django.contrib.auth.context_processors.auth',
                'django.contrib.messages.context_processors.messages',
                'app名.context_processors.google_analytics',　←を追加
            ],
        },
    },
]

上記のような感じで一行追加します。

更に、
どこでもいいので、settings.pyのなかのどこかに、

GOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_ID = 'トラッキングID'

を追記します。

こうするとdjangoアプリが起動したタイミングで、
context_processors.py
が読み込まれて、テンプレートの中で、

{{ GOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_ID }}

という感じで変数を呼び出せるんじゃないかって推測してます。

templateでgaのトラッキングコードを呼び出す。

base.html が置かれているディレクトリに新しく、

ga.html

というファイルを作成し、

<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=トラッキングコード"></script>
<script>
  window.dataLayer = window.dataLayer || [];
  function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
  gtag('js', new Date());

  gtag('config', 'トラッキングコード');
</script>

GAの画面で出力されたjsをそのまま貼っつけます。

もちろんこれだけだと読み込まれないので、base.htmlのheadタグの中に、

{% if GOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_ID %}
    {% include 'app名/ga.html' %}
{% endif %}

を追記します。
場合によっては、
{% include 'ga.html' %}

でいけちゃうかもです。そこらへんはよしなに。

これで、DEBUGモードじゃないかつ、settings.pyにGOOGLE_ANALYTICS_TRACKING_IDが設定されている場合にのみ、
トラッキングコードがwebページに埋め込まれます。

以上です。

はじめは、
https://www.djangobrothers.com/blogs/django_google_analytics/
を参考にしたのですが、

context_processors.google_analytics
をsettings.pyに追記しろと書かれておらず、

[django context_processors]

でぐぐったらどっかのqiitaの記事が引っかかってどうにか設定できました。

なんか回りくどいことしてるような気がしないでもですが、
context_processors
について色々学べたので良しとしましょう。