はじめに
最近データアナリストから転生して、インフラ周りも扱えるようになろうとAWSを学習しています。新たな転生者へ少しでも役に立てればと、学習メモや躓きポイントを記していきます。
今回は未知のモンスター、ターミナルエミュレータと遭遇したので、対戦ログを残しておきます。
EC2でのサーバ立ち上げ
今日は、EC2でインスタンスを起動してサーバを立ち上げました。
EC2インスタンスの操作をしていくにあたり、どうやらインスタンスの操作方法はサーバの種類によって異なるとのこと。
- Windowsサーバー向け操作GUI
- Linuxサーバー操作用SSHソフト
SSH接続方式の場合、WindowsではSSHソフトウェアのダウンロードが必要なんだとか。
(MACだとターミナルが内蔵されています)
そこで有名なのがTera Term。version 5を選んでダウンロード。
※2024年10月時点
Tera Termって何?
さて、流れるようにインストールを進めてきましたが、そもそもTera Termって何?
調べると、 Tera Termの記事がわかりやすかったです。
SSH接続は通信内容が暗号化されてセキュリティも安心。その際にSSHで接続するときに必要なソフトがTera Termで、ターミナルエミュレータと呼ばれている。
なるほど、便利であることがわかりましたので、551のほーらい風に整理します。
(関西人なら全員知ってる)
ターミナルエミュレータの有無の比較
特徴 | ターミナルエミュレータがあるとき | ターミナルエミュレータがないとき |
---|---|---|
リモートアクセス | SSH、Telnet、シリアルポートを通じてリモートサーバに安全にアクセス | リモートアクセスが困難、現地に赴いて操作が必要 |
利便性 | 世界中どこからでもインターネット接続があればアクセス可能 | 離れた場所や複数拠点のサーバ管理が非効率 |
セキュリティ | SSHなどで通信が暗号化され、データが安全にやり取り可能 | セキュアな通信が難しく、データの不正アクセスのリスクが高い |
自動化とスクリプト | シェルスクリプトやマクロでタスクを自動化、効率が向上 | すべて手動操作で、エラーが増え、作業効率が低下 |
多様なプロトコルのサポート | 多様な通信プロトコル(SSH、Telnet、シリアル)に対応 | 特定のプロトコルしかサポートされず、互換性がない |
リアルタイムの監視とデバッグ | リモートでの監視と即時対応が可能 | リモート監視ができず、問題の早期発見と解決が難しい |
柔軟性 | 異なるシステムやデバイス間での操作が容易 | 対応範囲が狭く、特定のシステムに対する操作しかできない |
問題解決のスピード | 問題発生時に迅速に対応、ダウンタイムの短縮 | 問題解決が遅れ、ダウンタイムが長くなることが多い |
登場人物の整理
SSH(Secure Shell)
SSHは、セキュアシェル (Secure Shell) の略で、インターネットやその他のネットワークを経由して遠隔のコンピュータに安全に接続するためのプロトコル。
- 暗号化:通信内容が暗号化されるため、データの盗聴や改ざんを防ぐ
- 認証:パスワードや公開鍵などを用いた認証機能で、接続する相手が正当なものであることを確認する
- リモート操作:コマンドラインインターフェースを通じて、遠隔のサーバーを操作できる
ターミナルエミュレータ(Terminal Emulator)
ターミナルエミュレータは、リモートコンピュータに接続して操作するためのソフトウェア。もともとはターミナル(コンピュータの端末)として動作するハードウェア機器をソフトウェアでエミュレート(模倣)するために使われる。
- リモートアクセス:SSHやTelnetなどの通信プロトコルを使用して、遠隔のサーバにアクセスする
- コマンド実行:コマンドラインインターフェースを提供し、直接コマンドを入力して実行できる
- スクリプト自動化:シェルスクリプトやマクロを使用して、よく使う操作を自動化できる
おわりに
元々は寺西さんという方が開発されて、テラタームという名前をつけられたと知り胸アツでした。
技名を命名できるのは先駆者の特権!今後もテラタームさんと仲良くやっていきます。