HRM1017を電池で駆動しようとしていたのだが、どうしても10mA程度の電力が常に消費されている。
それもそのはず、mbed HRM1017はただのHRM1017のブレイクアウトボードではなくて
LPC11U35というCoretex-M0を積んだマイコンがついていて、ソフトの書き込みを行っている。
mbed HRM1017をはじめよう
https://developer.mbed.org/teams/Switch-Science/wiki/mbed-HRM1017をはじめよう
ここを見れば普通にそう書いてあるのだが(上記ページより参照図)・・・全く気づかなかったのでメモ。
左側のLPC11U35がおそらく電池を食っているのでこれを切り離して電池駆動にしたい。よく見ればその方法もしっかり書いてあり、
基板底面のソルダジャンパは、USB - レギュレータ - インターフェースチップの3V3と、BLEモジュール - ピンヘッダ の3V3をショートしてます。モジュール単体でバッテリ駆動したいときに、モジュールだけにピンヘッダから給電するときには、この底面のソルダジャンパのハンダを除いてください。
https://developer.mbed.org/teams/Switch-Science/wiki/mbed-HRM1017をはじめよう
とある。
ソルダジャンパ。。。?
どうやらこの右側小さな金属の膨らみのことを指すらしい。(写真は外したあとのもので、
外す前はぷっくりと膨らんでいます。)
はんだとはんだ吸取線を使い、このはんだを吸い取る。
無鉛はんだであるとおもわれるので、少々手こずる。
このソルダジャンパを取ると、いままでUSBからHRM1017に給電されていた線が切れることとなる。
回路図でみると、"SJ3"が今回外したジャンパにあたります。
これで、電池駆動をさせた際にLPC11U35の方に給電されることがなくなり、消費電力をかなり抑えることができる。(待機状態で1mA以下に。)
が、逆も然りで、USBを刺してもHRM1017への給電がなくなるで、ソフトウェアを書き込む際も、電池などでHRM1017に給電されていないとFAILします。