はじめに
Go言語の開発環境を新規で構築するに当たり、自分用の備忘録とチーム展開するためにまとめました。
対象の環境はMacです。
Homebrewでgo自体をインストールしてしまうと最新バージョンになってしまい、
GCPで使えなかったりしたのでgoenvを導入しました。
goenvの設定
goenvのインストール
Go言語のコンパイラのバージョン管理を行ってくれるgoenv。Homebrewでインストールする。
$ brew install goenv
以下をシェルの設定ファイルに書き込む。
export PATH="$HOME/.goenv/bin:$PATH"
eval "$(goenv init -)"
goコンパイラのインストール
goenvでインストール可能なバイナリを確認する。
$ goenv install -l
1.2.2
1.3.0
.
.
1.11.4
任意のバージョンのバイナリをインストールする。
$ goenv install 1.11.4
インストールしたバイナリをPC上に設定する。
$ goenv global 1.11.4
オプションをglobal
ではなくlocal
にするとディレクトリ以下だけに設定することができる。
再度シェルの設定ファイルを開いて、GOPATH
を追加する。
export GOPATH=$HOME/workspace/go
depのインストール
パッケージの依存関係を解決してくれるツール。Homebrewでインストールする。
$ brew install dep
インストールが完了したら、任意のプロジェクト以下で下記コマンドを実行する。
$ dep init
以下のファイルとディレクトリが生成されている。
$ ls
Gopkg.lock Gopkg.toml vendor
VSCodeの拡張機能をインストール
VSCodeの拡張機能タブから、Microsoftの提供するGoプラグインをインストールする。
https://github.com/Microsoft/vscode-go
インストール自体はすぐできるが、これだけでは何も機能がアクティブになっていないみたい。
続いて、VSCodeのコマンドパレット(cmd + shift + p)を開き、GO: Install/Update tools
を選択する。
すべてを選択してインストールを開始する。
インストールが完了したら再起動すればOK.