virtualenvとは
システムに普通にPythonをインストールすると複数のバージョンが共存できなくなる。
そこで、独立したPython環境をを指定した時のみ使えるものが virtualenv である
virtualenv の使い方
現在の作業ディレクトリが project/
であるとすれば
$ virtualenv ENV_NAME
このコマンドで project/ENV_NAME
以下にグローバルでインストールされているPythonのコピーが作成される
(※ENV_NAMEはコピー環境の名前で好きに指定してよい)
これで環境はコピーされたが,ターミナルでpython
コマンドを打ってもシステム全体の方のpythonが起動してしまうため、
$ source ENV_NAME/bin/activate
これで python
コマンドを打つと ENV_NAME/bin/python
が実行されるようになる.(PATHの先頭に {コピー環境のパス}/bin:
が追加される)
システム全体のPython以外のコピー環境を作りたい場合
$ virtualenv -p /path/to/other/python ENV_NAME
コピー元となる様々なバージョンのPythonを入れるツールとして,pythonzなどがある.