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エンジニアには向いていないと思っていた私もエンジニアマネージャーになった話

Last updated at Posted at 2025-07-05

初めに

エンジニアとして仕事をし始めてから8年、先月から私はエンジニアマネージャーになることが出来ました。ただ、初めからエンジニアマネージャーを目指していたわけではなく、初めの頃(今から6年ほど前)は周りと比べて、エンジニアには向いていないと自分で思い、上司に伝えたこともありました。

今回は同じような気持ちを抱えているエンジニアの方に少しでも伝えられることがあればと思い、投稿させていただきます。

当時の気持ち

  • 大学では情報科学の専攻ではなかったこともあり、仕事でコードを書いていましたがあまり自信はありませんでした
  • 仕事を始めると周りのチームメイトは凄いエンジニアばかりで、知識も豊富で、自分はその人達のようにはなれないと思っていました
  • 日常生活でもゲームはしておらず、テクノロジーにも疎く、そのような自分が良いエンジニアにはなれないと思っていました

注)今は周りの凄いチームメイトだって、多くの経験を積んで技術を身につけてきたことが痛いほど分かるのですが、当時はそうとは思えず、自分には”向いていない”と思ってしまっていました。

上司からの励まし

当時の気持ちを上司に話しました。そうすると上司からはこんな風に言われました。

「今出来ないことが多くあるのはエンジニアとしての土台がまだ無いからだよ。時間をかければ出来ないことはないし、今技術を身につけておくと、たとえ今後他の仕事をすることになってもきっと役に立つよ。」

そこで向いていないわけではなく、時間をかけて学ぶ必要があること、そして技術を身につけることで可能性が広がることを教えてもらいました。

今になって思うこと

もしあの時上司に辞めた方が良いと言われていたら、もし相談しないで自分で自分の可能性を決めていたら、どうなっていたかなと考えることがあります。

今でも自分は技術的にはとても高いとは言えないなと思うことはあります。ただ当時上司が言っていたように技術が分かる人は社内、社外問わず様々なミーティングで活躍出来ることを学びました。また人の成長を応援したい私はエンジニアマネージャーになることも出来ました。

なので自分には向いていないと思う方がいたら、どうか自分で自分の可能性を決めずに上司や周りの方に相談してもらえたらと思います。そして、少しずつ勉強をして、自分が出来ることを一生懸命して、周りの人に貢献しようとすることで、出来ることが増えていくと思います。

最後に、僕はエンジニアとして、エンジニアマネージャーとして、今仕事が出来ることをとってもありがたく思っています。当時の上司に感謝です。

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