PONOS Advent Calendar 2021 11日目の記事です。
昨日は@nisei275さんの「RustのゲームエンジンAmethystを触れてみる」でした。
はじめに
VSCodeには様々な拡張機能があり、導入するだけで作業効率がかなり変わる物もあります。
Unityのプログラミングを行なっている方向けに、私が実際使って便利だと思った拡張機能を紹介します。
汎用的に使える物
GitLens

gitの変更履歴をまとめて見たり、特定の行を変更した人が誰なのか等を確認したり出来る様になります。個人的にgitを使用しているなら必須だと思う位には便利な拡張機能です。
Colonize

Shift+Enterでセミコロン( ; )を行末に追加出来る様になる拡張機能。地味ながら便利です。
Code Spell Checker

英単語のスペルが間違っていた場合、青い波線を引いて強調してくれます。
「辞書に登録されていない単語」を誤字として認識するので誤認識するケースがありますが、これは単語をホワイトリストに登録する事で解決します。
Bookmarks

コード内にブックマークを登録出来ます。登録したブックマークは一覧で確認でき、その位置にジャンプする事も出来ます。
command+alt+Kでブックマークの配置/削除。command+alt+Lで次のブックマークにジャンプ。command+alt+Jで前のブックマークにジャンプします。
Clipboard Manager

クリップボードにコピーした内容を履歴に残して「Ctrl+Shift+V」で呼び出す事が出来ます。デフォルトだと100個まで履歴に残る様になっていますが、減らすことも増やすことも可能。
Duplicate action
フォルダやファイルを複製できます。
ファイルを右クリック→Duplicate file or dictionaryで複製。
Unityで使える物
MonoBehavior Snippets

UnityのMonoBehavior関連の入力補完が効く様になります。
Debugger for Unity

ブレークポイントを設置してデバッグが出来ます。デバッグ状態にしてUnityでブレークポイントに来ると自動で処理が止まります。
変数の中身や実行元まで見る事が出来て便利です。
ShaderlabVSCode

Shaderを使う人向け。インテリセンスや自動フォーマットを行える様になります。
有料ですが、一部機能制限が付いた無料版もあります。
見た目変更系
Japanese Language Pack for Visual Studio Code
VSCodeを日本語化出来る公式の拡張機能です。
英語のままの方が良いという人もいると思うのでお好みでどうぞ。
インストール後に「ctrl+shift+p」→「Configure Display Language」→「ja」を選択で日本語化出来ます。
Material Icon Theme
indent-rainbow

インデントに色が付きます。ネストの深さが分かりやすくなって便利です。
TODO Highlight

「TODO」「FIXME」などを付けたコメント文を強調表示してくれます。
PowerMode
文字を打ったり消したりする度に大袈裟なエフェクトが出る様になります。
特に必要ではありません

設定からエフェクトの大きさ、種類、振動の有無など多様にカスタマイズ出来ます。控えめなエフェクトにするもド派手にするのも好きに調整可能。
まとめ
以上14種の拡張機能を紹介させて頂きました。
VSCode自体にもコードの自動整形機能やハイライト機能など様々な設定が存在します。
拡張機能の導入やVSCode本体の設定変更を行なったりして、最高のコーディング環境を整えてみて下さい。
明日は@ackylaさんの記事です。
