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RDS for Db2: Db2の表関数でシステム環境等を見てみよう

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Last updated at Posted at 2026-04-28

はじめに

Amazon RDS for Db2は、AWS上で提供されるフルマネージドのDb2です。2023年11月から提供開始されています。

スクリーンショット 2026-04-28 12.51.20.png


スクリーンショット 2026-04-28 12.59.58.png


RDS for Db2は、フルマネージドのSaaSであるため、OS層へのアクセスはできません。
しかし、Db2には、システムの環境情報等をSQLで取得できる表関数やルーチンがあります。
それらをRDS for Db2に対して実行した際に、どのような情報を見ることができるのかを試してみました。

使用したのは、RDS for Db2として一番小さな環境です。
・t3.small:2 vCPU、2GiBメモリー

AWSコンソール画面)
スクリーンショット 2026-04-28 13.07.03.png

Db2 11.5の環境ルーチンおよびビュー

(参考) Db2 V11.5 環境ルーチンおよびビュー
https://www.ibm.com/docs/ja/db2/11.5?topic=views-environment-routines
このグループのルーチンとビューは、データベース環境に関する情報の取得のために使用することができます。

DBeaverからRDS for Db2への接続

DBeaverからRDS for Db2に接続して、Db2の上記の環境ルーチンやビューのSQLを実行してみます。


DBeaverからRDS for Db2への接続設定はこちらを参照ください。

例1) ENV_SYS_INFO 管理ビュー - システムに関する情報の検索

Db2のENV_SYS_INFO 管理ビューは、システムについての情報を戻します。

SELECT
OS_NAME,            -- オペレーティング・システムの名前
OS_VERSION,         -- オペレーティング・システムのバージョン番号
OS_RELEASE,          -- オペレーティング・システムのリリース番号
TOTAL_CPUS,		    -- このホストでのプロセッサーの数
CONFIGURED_CPUS,	-- システム上の構成済み物理 CPU の数
TOTAL_MEMORY		--  システム上のメモリーの合計量 (MB 単位)
from SYSIBMADM.ENV_SYS_INFO;

OS:Linux
CPU数:2
メモリー:1937 (約 1.9GiB?)
等が出力されました!

DBeaver画面)
スクリーンショット 2026-04-28 15.37.34.png


例2) ENV_INST_INFO 管理ビュー-現行インスタンスに関する情報の検索

Db2のENV_INST_INFO 管理ビューは、現行インスタンスに関する情報を戻します。

SELECT
INST_NAME,          -- 現在のインスタンスの名前
SERVICE_LEVEL,      -- db2level コマンドによって返されるサービス・レベル。例: Db2® v11.5.9 など
BLD_LEVEL,		    -- db2level コマンドによって戻される、ビルド・レベル
FIXPACK_NUM         --  db2level コマンドによって戻される、フィックスパック番号
from SYSIBMADM.ENV_INST_INFO;

Db2のサービスレベル:11.5.9
等が出力されました!(期待通り)

DBeaver画面)
スクリーンショット 2026-04-28 15.17.30.png

例3) ENV_PROD_INFO 管理ビュー - インストール済みのデータベース製品に関する情報の検索

Db2のENV_PROD_INFO 管理ビューは、インストール済みのデータベース製品についての情報を戻します。

SELECT * FROM SYSIBMADM.ENV_PROD_INFO;

Db2 Standard Edition:Yということで、
Db2 Standard Editionが導入されていることが表示されました!(期待通り)

スクリーンショット 2026-04-28 13.45.00.png

まとめ

  • 環境ルーチンやビューで情報をえるためには十分な権限を持ったユーザーで実行する必要があります。
  • RDS for Db2のようなフル・マネージドのDb2でも 環境ルーチンやビューを使用して環境情報を取得することができます。
    (参考) Db2 V11.5 環境ルーチンおよびビュー
    https://www.ibm.com/docs/ja/db2/11.5?topic=views-environment-routines
  • 現時点(2026年4月)でRDS for Db2はDb2 V11.5ベースですが、今後 RDS for Db2がDb2 V12.1になったら、また表関数などを試してみたいと思います。
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