概要
- 1日8時間以上寝ないとキツいエンジニアが出産育児してる話
- プログラミングやビジネスは関係ないポエム記事です
はじめに
- 去年「ロングスリーパーのエンジニアが生き残る方法」を書きました
- 2022年に第一子を出産しました
- 現在育休中です
寝られてる?
- 皆様に心配されていますが、今のところ寝られています!!
なぜ育児中は睡眠不足になるのか
- 産まれたばかりの新生児は昼夜の区別がなく、一日中浅い眠りと覚醒を繰り返しています。まとまって眠ることができません
- 胃の容量も小さいため3時間おきに授乳が必要になります
- これだけ見ると「親も新生児に合わせて昼寝すれば大丈夫じゃん!」と錯覚しますが、(皆様ご存じの通り)ミルクの準備して、汚れた服を洗って、風呂に入れて……と世話をしているとなかなか眠れません。
- さらに女性の場合は出産、男性の場合は仕事+家事で疲れた身体のままノンストップで突入するので、非常に辛いです
見込みが甘かったこと
帝王切開+出血で産後の回復が遅れた
- 無痛分娩の予約をしていまたが、最終的に帝王切開となりました。
(予定帝王切開で予め心の準備ができていたのは幸い) - 1リットル近く出血し、術後しばらく貧血に悩まされました。
母乳過多で搾乳が必要になった
- 完全母乳は目指さずミルクとの混合で行く予定でしたが、母乳過多のため家では完全母乳になりました
- 母乳の出は出産してみないとわかりません
- 体質によりますが、授乳中は絶えず母乳が体内で作られ続けるため、定期的に授乳/搾乳が必要になります。
- 私の場合、子供が寝ていても搾乳のために3時間おきに起きる必要がありました。
- 乳腺炎は腫れて痛み、高熱が出るため辛いです。全力で回避しましょう。特にコロナ禍中に発熱すると助産師外来も行きづらくなり大変です。
どうやって睡眠不足を解消したのか
人手を確保
- 我が家は里帰りをせず、夫が退院日から育児休暇を取得しました。
- 仕事の関係で夫が一時的に仕事復帰する際は、母や父にヘルプに来てもらいました。
- 出産前は「1日くらい私ひとりでもなんとかなるんじゃないかなぁ」と思っていましたが、結果的には「常にツーオペ体制」にしておいて良かったです。
育児と睡眠に専念
- 前述の通り産後体調が悪かったため、産後1か月は育児と睡眠に専念し、家事は夫に丸投げしました。
- 「食事は夫婦揃って食べる」「昼は起きて、夜は寝る」「風呂は夜に入る」という従来の生活スタイルも捨てました。食べられるときに食べて、寝られるときに寝て、風呂は入れるときに(昼でも)入る。すぐに食べられるもの(おにぎり等)を冷蔵庫に常備していました。
睡眠の質を量でカバー
- 授乳の関係で強制的に細切れ睡眠になるため、どうしても睡眠の質は落ちます
- 睡眠の質が落ちた分、2時間睡眠×6~7回 とり、質を量でカバーしました。
- 起きている時間より寝ている時間が多いことに自分でも引きましたが、しょうがない。
おわりに
来年に職場復帰するので、来年のAdventCalendarでは仕事との両立についてなにか書けたらいいなあと思います。がんばろう。