はじめに
LIGHTzアドベントカレンダー 2021の18日目の記事です。
この記事では、google apps script(GAS)を使ってサーバレスでLINEbotを作る方法をご紹介します。
用意するもの
LINEアカウント
└LINE公式アカウント(無料)を作成するのに必要。普段使っている個人アカウントで大丈夫。
googleアカウント
└Google Apps Scriptをwebアプリとしてデプロイするために必要。
こちらも普段使っているもので大丈夫ですが、心配な場合はGAS専用アカウントを作成してもよいです。
でも、お高いんでしょう?
LINE公式アカウントは月1000通のメッセージ送信までは無料です!
個人や少人数グループで使う分には充分かと。
無料で使い倒すためにはpush APIではなくreply APIを使うなど小技がいろいろありますが、後述します。
フリープランで運用している限り勝手に課金されることはありませんので、ご安心を。
詳しくはLINE公式のドキュメントを見てください。
GASは公式リファレンスが英語しかないのですが、現時点では無料版でトリガー数が20、実行時間が6分。簡単なスクリプトなら問題なさそうですね!
「毎朝〇時にその日の予定メッセージをpush」などの定期実行も無料です。Herokuの無料プランと比較しても柔軟性が高いですね。
#LINE側の準備
まずはLINE 公式アカウントをフリープランで作成
公式のリファレンスがわかりやすい
https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190418-3/
大業種・小業種ともに「個人」でOK
未認証アカウントなら審査なしですぐ作れます。
LINE Official Account Managerにログイン
右上の「設定」→「Messaging API」からline messaging APIを初期化
「設定」→「応答設定」でメッセージ設定
・応答モード→「Bot」
・あいさつメッセージ→「オフ」
・応答メッセージ→「オフ」
・Webhook→「オン」 に設定。
アクセストークンを取得
https://developers.line.biz/ja/
LINE Developersにログイン
「コンソール」→[チャネル設定]タブでMessaging APIチャネルを選択
[Messaging API設定]タブで[長期のアクセストークン]を発行
※ここで取得したアクセストークンは漏洩すると第三者に悪用される可能性があるため、扱いには気を付けましょう。
GAS内でもソースにべた書きせずにスクリプトプロパティを使います(後述)。
こちらでLINE側の準備は終了です!お疲れさまでした。
次回はGAS側の準備を紹介いたします。