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即席チームで優秀賞を取ったので、その方法を教える!!

Last updated at Posted at 2025-12-14

即席チームで優秀賞を取ったので、その方法を教える!!

即席チームで初めましての状態から約1週間。
サポーターズ主催のオンラインハッカソン(2日間開催)で、優秀賞を獲得することができました。

振り返ってみると、

これは勝因だったな

と思える行動がいくつかありました。

この記事では、

  • 即席チームで何を意識すればいいかわからない人
  • ハッカソンで結果を出したい学生エンジニア

に向けて、再現性のある形でその方法を共有します。


ハッカソンの概要

  • 形式:オンライン開催
  • 主催:サポーターズ
  • 開催日:12月13日・14日(2日間)
  • チーム人数:4名
  • チーム編成:事前マッチング(1週間前にランダム決定)

全員ある程度スキルのあるメンバーでしたが、
全員初対面の即席チームでした。


先に結論:勝因だったこと

先に結論を書きます。
勝因はこの5つでした。

  1. 初日に「勝つための共通認識」を作った
  2. 審査員視点から逆算して戦略を立てた
  3. ミーティングを最小限にし、非同期で進めた
  4. 役割分担を明確にして自律的に動いた
  5. 期限から逆算した技術選定をした

初日の顔合わせでやったこと(ここが一番重要)

約1時間のGoogle Meet

初日は約1時間、Google Meetで顔を合わせました。

やったことはシンプルで、

  • 趣味の共有
  • 雑談
  • 相互理解

いわゆる「アイスブレイク」です。

一見するとハッカソンでは無駄に見える時間ですが、
これは本当にやってよかったと感じています。

後半で意見を言いやすくなり、
指摘や修正も心理的コストなくできました。


ハッカソンに参加する目的を明確化

初日に必ずやったことがこれです。

今回のハッカソンで何を目指すか

結果、全員の目標が
「優勝を目指す」
で一致しました。

  • 学習目的なのか
  • 完成度重視なのか
  • 受賞狙いなのか

ここがズレたまま進むと、後で確実に破綻します。


アイデア出し & 大まかな技術スタック決定

  • アイデアを複数出す
  • 実現可能性を見る
  • 大まかな技術スタックを決める

ただし、ここでやりすぎた反省点もありました。


やらなくてもよかった/改善できた点

技術選定に議論だけで時間を使いすぎた

誰も詳しくない技術について、

  • 「これ良さそう」
  • 「いや、こっちの方が…」

と議論だけで時間を消費していました。

結果的に、

実際にプロトタイプを作ってから一気に話が進んだ

という経験をしました。

学び

  • 議論だけで決まらないなら
    👉 早めに実装する
  • ハッカソンでは
    👉 コードを書くのが最強の意思決定

審査員視点から逆算した戦略

審査員は「大学生」

今回の審査員はサポーターズの大学生でした。

そこで、

  • アプリのターゲットも大学生
  • 「学生が共感できる課題」に寄せる

という方針を最初から決めました。


プレゼンは「記憶に残る」ことを最優先

プレゼン時間は2分間と短め。

技術の深い説明はほぼ不可能です。

そこで重視したのは、

  • インパクト
  • 記憶に残ること

具体的にやったこと

  • 最初から最後までネタ画像を多用
  • Zoomの背景を他チームと明らかに違うものに設定
  • とにかく「覚えてもらう」ことを意識

チーム名も戦略の一部

地味に効いたと思っているのがチーム名です。

  • エンジニア受けする
  • ネタ的
  • 学生エンジニアに一瞬で伝わる

という方針で決めました。


ミーティングは最小限に

ミーティング頻度

  • 2〜3日に1回だけ
  • それ以外はテキストコミュニケーション

使用ツールと運用

Notionを使って、

  • 議事録管理
  • タスク分担
  • 役割の可視化

を行いました。

誰が何をしているか一目で分かるため、
ミーティング時間の削減につながりました。


役割分担は「明確かつ固定」

  • 技術力が高いメンバーが中心となって役割を決定
  • 事前に担当を明確化
  • 途中で役割がブレることはなし

結果として、

  • 各自が自分の作業に集中
  • 「これ誰がやる?」が発生しない

即席チームでは特に重要だと感じました。


技術選定・デプロイ方針

1週間という制約を最優先

  • デプロイが簡単
  • 継続的にデプロイできる
  • ハマりにくい

これらを重視し、Next.jsを採用しました。

新しい技術よりも
確実に動くことを優先した判断です。


振り返って思うこと

ハッカソン前は、

即席チームは不利

と思っていました。

でも実際は、

  • 目的が揃っていて
  • 進め方が設計されていれば

即席チームでも十分勝てると感じました。


まとめ

次にハッカソンに出るときは、ぜひ

  • 初日に目的を揃える
  • 審査員視点で逆算する
  • 議論で詰まったら実装する

を意識してみてください。

この記事が、
次のハッカソンで悩んでいる人の助けになれば嬉しいです。

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