Dockerチートシート

個人的によく使うコマンドのまとめ

2014/05/20現在の情報です。

設定確認

docker version    # Dockerのバージョン表示
docker info       # コンテナ・イメージ数、ユーザ情報など現在の情報表示

コンテナ起動

docker run [OPTIONS] IMAGE [COMMAND] [ARG...]

# 例: ubuntu_hostというホスト名でubuntuを起動。
docker run -it -h ubuntu_host ubuntu:14.04 /bin/bash 

# 例: 最大メモリ使用量を256MBに制限して起動。終了したらコンテナ自動削除
docker run -it -m 512m --rm ubuntu:14.04 /bin/bash

# 例: redisというコンテナ名でコンテナをバックグラウンドで起動
# (コンテナ名はLink,マウント機能で利用)
docker run -d --name redis dockerfile/redis

# 例: 上で作成したredisコンテナに対してdbというエイリアスをつけてコンテナ間通信
docker run -it --link redis:db ubuntu /bin/bash

# 例: 6379ポートをホストにマッピング、ホストの/data/redisをコンテナの/dataにマッピング
docker run -d -p 6379:6379 -v /data/redis:/data --name redis dockerfile/redis

コンテナ間通信の参考: Dockerコンテナ間のlink，database.ymlの書き方 | SOTA

メジャーなレポジトリ

busybox, centos, ubuntu, debian
- 公式イメージ。人気なのは言わずもがな
dockerfile/*
- Dockerfile Projectが管理。
- ElasticSearch,nginx,redis,mongodbなど。baseはubuntu 14.04
- よくメンテナンスされている
- プログラムはソースからmakeしており、ほぼ最新
- dockerfileで作成されているため、自分で変更もしやすい
orchardup/*
- Orchard (Dockerコンテナのホスティングサービス会社) が提供
- redisやpostgresql,nginxなど。baseはubuntu12.04
- 比較的安定している感じ
tutum/*
- Tutum もDockerコンテナのホスティングサービス
- MySQLやRabbitMQなど。
- よく更新されている。baseはubuntu14.04
base
- 今は非推奨。中身はubuntu12.10。
stackbrew/*
- オフィシャルパッケージの管理者(?)
google/*
- Google Cloud Platform関連など

個人的にはDockerfile Projectが使いやすそうな感触。
データも/dataに入るようになっているため、ホストのディスクをマウントさせやすい。

コンテナ操作

docker ps -as            # コンテナ一覧(停止コンテナ含む、サイズ表示)

docker start CONTAINER   # コンテナを起動
docker restart CONTAINER # コンテナ再起動
docker stop CONTAINER    # コンテナ終了
docker kill CONTAINER    # コンテナ強制終了

docker attach CONTAINER  # コンテナへアタッチ

docker top CONTAINER     # コンテナのプロセスを表示
docker logs -f CONTAINER # コンテナのログを表示(ログ出力をfollow)
docker inspect CONTAINER # コンテナの情報を表示

docker rm CONTAINER      # コンテナを削除

イメージの操作

docker pull NAME[:TAG]
docker images --tree     # イメージ一覧表示（ただし,treeオプションは非推奨）

docker inspect IMAGE     # イメージの情報を表示
docker rmi IMAGE         # イメージを削除

イメージ作成

# dockerfileからイメージ作成
docker build -t NAME[:TAG] .
# またはコンテナからイメージを作成
docker commit -m "comment" CONTAINER NAME[:TAG]

# 自分のイメージをpush
docker login
docker push NAME[:TAG]