GYAOの玉利です。
私のチームはクラウド技術開発と一緒に、産学連携・オープンイノベーションの部分も担当しています。数回に渡ってオープンイノベーションについて書こうと思います。
出向元のヤフーには実に優秀な若者が働いてまして、話を聞くと高専から「豊橋/長岡」などの技術科学大学に行っていたというではありませんか。私のある友人グループも高専のメンバーで、仕事ができるやつらばかりです。
そういえば、私の義父が豊橋技術科学大学で長く教員をした後に産学連携部門にいまして(記事の現在はすでに退職済み)、技科大の学生・院生さんの地方ゆえの就職探しの困難さについて何度も聞かされてました。基本的に全国から集まる学生さんで、就職先は地元以外になるので地方ゆえの就職活動が大変だと。
なにか産学連携でお手伝いできることはないかと相談しました。
建て付けづくり途中は長くなるので飛ばしますが、弊社(GYAO社)の映像技術領域に近いということで、映像を扱う研究室の先生をご紹介いただき、「参加メンバーが揃いやすい東京の交通が便利な場所で研究会を開きたい」ということで弊社(赤坂見附 紀尾井町ガーデンテラス)の会議室を開放して研究会を開催しました。
人数は50名近くの人が集まっていただいて、研究会としては大盛況だったようでした。私自身は階下の受付でひたすら来場者の案内と仕事をしていたので、内容をお聞きできなかったのが残念です。大きいビルの入り口は寒いですね。。。
準備
これが異常に面倒でした。弊社側のしくみの問題でビルの勤務エリア入館には事前のメンバー登録が必要なのですが、飛び入りOKという立て付けの研究会のため社内交渉が。。。このあたりは役に立たないノウハウなので省きます。
- 日程を決める
- 会議室を押さえる。理事会なども開催するので、そちらの部屋も用意
- ポスターセッション用にホワイトボードをたくさん手配(壁にテープ貼るのは禁止だったため)
- 理事会の昼食弁当・懇親会用の軽食手配。
- 当日進行表の作成
- 館内案内の作成(地図・昼食・wifiパスワード・喫煙所案内等)
ふりかえり
結論としては成功だったのですが、いくつか反省すべき点がありました。ノウハウとして後悔もとい公開しておきます。
- ものごとを決めるのに、メールだと非常に待ち時間コストが高いので、メッセンジャーや共有ツール的なものを使うべきだった(Slack/Google Docs,JIRA等)
- 担当の先生は事務作業が苦手だったので、もう少し早めにフォローとプッシュしておけばよかった
おわりに
GYAO社として、エンジニア主導でイベントをやる最初の試みとして学会研究会のホストをしてみましたが、実際にやってみると会社からは効果が見えにくい評価しにくい活動でした。ただし太っ腹な会社のおかげで、今後も続けていくことができそうです。
GYAO社では、エンタメテックのエンジニアを集めるイベントも5月に企画しています。是非とも同じ業界の皆さんになにか良い刺激を持ち帰っていただきたいと思います。