筆者のバックグラウンド
- 学部卒新卒未経験エンジニア(現在2年目)
- 現在は主にJava
- 大学は情報系学部だったものの大学の制度を駆使して必修以外ほぼプログラミングに触れずに卒業。当時触れていたのはPythonのみ
- 高校時代、見よう見まねでHTMLとCSSを触った
やってよかったこと
HTML、CSSに触れておく
現在業務では主にJavaを取り扱っているのですが、HTMLとCSSについて改めて学び直す必要がなかったのがかなり大きい。
もちろん詳細に勉強したわけではないので、仕様については都度調べつつやっているところではありますが、「divって何?」「閉じタグって何?」みたいなところから始めるよりはスタートラインをかなり先にできた気がしています。
触れておくって実際何してた?
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某学習サイトの無料コンテンツ
体感ですが、PythonやJava等のいわゆる「プログラミング言語」に比べて、HTMLやCSSは無料で学べる範囲でのコンテンツがかなり充実している気がします。
複雑でオリジナリティの高いデザインを学ぶには微妙かもしれませんが、初学者が概念を理解するくらいなら十分な気がします。 -
ホームページもどきを作っていた
本当にガワだけ作っていたので実際のホームページとは大きく異なりますが、「書いて、ブラウザで見る」を手を動かしてやっていただけでも十分意味はあったなあと思っています。(実際に公開するために情報科の先生にやり方を聞いてドメイン取得したり…というようなことを見様見真似でやっていたのもよかった気がします。結局実践しませんでしたが…)
(当時は生成AIは一般には普及していなかったのですが、今同じことをするのであれば生成AIと一緒に学ぶだろうなと思います)
プログラムを書いてみる
私が書いていたのはPythonですが、別にPythonである必要は特になかったと思っています。
(今実務で触れているのもほぼほぼJavaなので、特に仕事に生きているわけでもないです。むしろ最初に触れるならJavaの方がよかったのでは…?と今になっては思います)
初級中の初級、プログラミングって何をするのか、という第一歩目を踏み出せていたというのが大きかったなと思っています。
具体的にどれくらいのレベルの理解が活きた?
- プログラムを書くにはエディタをインストールする必要がある
- プログラムは実行環境を用意しないと動かない(書いただけで動くわけではない)
- 変数という概念が存在する
- 同じ数字でも種類(型)が違う場合がある
基本中の基本ですが、結局この本当の1歩目が一番難しいのでは?と思っています。
タイピングを速くしておく/ショートカットを覚えておく/基本的なソフトウェアの操作に慣れておく
未経験エンジニアは実務でどれだけ吸収できるかが鍵となります。
この吸収にあたって、本筋(プログラミング)と関係ない障害はできるだけ減らせていた方が効率が上がります。
そういった意味で、タイピングが速かったこと、ある程度のショートカットは覚えていたこと、基本的なソフトウェアの操作に慣れておいたことは大きかったと思います。
※ソフトウェアについて、Office 365なのか、Google WorkSpaceなのかあるいはその他なのかは企業によって分かれるところとは思いますが、基本的な操作感はどちらも変わらないはずなので、どっちかにしか触れていなかったからといって詰むということはないと思います。
就活を振り返ってみて
もともとエンジニアを目指していたわけでもエンジニア就活をしていたわけでもなく、流れるままに今の職となり働いています。
とはいえその流れが作れたのも、上記のような経験があったからかなあとも思います。当時お世話になった方には感謝しかないなと思う次第です。