#はじめに・・
「・・・。」
はい、初めてSSRSという単語を耳にしたときの反応です。
これまで、仕様書作成やJava・PHPなどしか見てこなかった私には
さっぱり何のことか分かりませんでした。
そんなド素人の備忘録として、
SSRS・キューブなどについて書き留めてみました。
#SQLServerReportingService(SSRS)
まずは、今回学習した際に出てきたSSRSに関連する単語を簡単にご紹介。
・SQLServer
⇒Microsoft社が提供するデータベース。
・SSRS
⇒SQLServerに付随した、レポートサービスの総称。
レポートをアップロードするサーバーを指すこともしばしば。
・SSAS
⇒SQLServerに付随した、データ分析・集計に特化したソフトウェア。
・レポートビルダー
⇒SQLServerを利用した、レポートの作成が行えるソフトウェア。
・MDX
⇒多次元データベースクエリー言語。
一般的なSQLとは少し異なり、多次元のデータベース専用のクエリーである。
#鬼門、MDXとは・・
先述した通り、MDXとは多次元データベースクエリー言語のことです。
クエリー言語の中でも、難解であり習得が困難という逸話も・・
MDXは、キューブを用いたレポート開発を行う際に利用します。
##キューブ・メジャー・ディメンション
簡単に、それぞれの関係性をまとめてみました。
以下のような、3つのテーブルを仮定します。
3つのテーブルを利用し、以下のような情報を抽出します。
この抽出されたデータ1つ1つがメジャーです。
メジャーの集合(羽田空港利用者数(1日分))を
日別に見る切り口をディメンションといいます。
※情報の抽出方法が異なれば、国別や年代別に見ることも出来るので
それもまたディメンションということが出来ます。
##キューブ作成方法
キューブを作成するには、SSASを利用します。
おおまかですが、作成の手順は以下の通りです。
①SSASで、使用データベースを指定する。
②データセット(メジャーの集合体)を作成する。
③ディメンションを作成する。
④②で作成したデータセットのディメンション属性を設定する。
⑤キューブを作成する。
⑥⑤で作成したキューブにデータセット、ディメンションを設定する。
簡単ではありますが、SSRS・キューブについてのまとめでした。
キューブの作成方法については、
学習にとどまっているため、実際に作成を行い理解を深めていきたいと思います。
★続けて、レポートを実際に作ってみました。
http://qiita.com/brc_kozawa/items/879c15c3a9b79a0c9897