はじめに

この記事はQiita Advent Calendar 2025 / ひとりアドベントカレンダー分野におけるふぐおの配信関係多めひとり Advent Calendar 2025 の24日目記事となります。

こんにちは! プログラミング配信をしているふぐおです。
今日は、Proxmox上でWaydoridとUbuntu上のWaydroidでBlue Archive(ブルアカ)が動作できたので、動作方法をまとめます。

ホストOSがUbuntuの場合

ほぼ何もせず動作できました！
これは、動作できていなかった例ですが、同じやり方をしています。以下の記事にやり方が書いてあります。

ホストOSがProxmoxの場合

GPUパススルーをする

GPUパススルーについては以下の記事に書いてあります。

WaydroidでGPUを認識させる

レンダリングにGPUが使われているかを確認するには、以下のコマンドを使用します。

# waydroid内のシェルに入る
sudo waydroid shell

# GLES情報の確認
getprop | grep -E "gles|opengl|hardware"

私の場合は以下のようになっていました。

130|:/ # dumpsys SurfaceFlinger | grep "GLES"

GLES: Intel, Mesa Intel(R) UHD Graphics 620 (WHL GT2), OpenGL ES 3.2 Mesa 25.1.6

ドライバーの問題？

GPUは問題なく認識されていました。なのにゲームを動かすとガクガクになっていました。となるとドライバーの問題かなということで、LXCの設定ファイルをいじってみました。
/varlib/waydroid/lxc/waydroid/configに以下を追加します。

lxc.environment = MESA_LOADER_DRIVER_OVERRIDE=iris

これでAndroidのGPUドライバーを指定できないかとやってみました。
systemctlからWaydroidのコンテナを再起動することを忘れずに。

再起動したあと、waydroid内のshellからログを見ると以下のような記述が、

logcat -d | grep -iE
logcat -d | grep -iE "EGL|GLES|Mesa|SurfaceFlinger|hwcomposer|drm"

12-23 22:08:50.723  1155  2624 I NnApiDriverManager: Registering application with GPU 'Mesa Intel(R) UHD Graphics 620 (WHL GT2)' by 'Intel' [CONTEXT service_id=301 ]

12-23 22:08:52.001  1715  2897 I MESA    : Using gralloc0 CrOS API

12-23 22:08:52.001  1715  2897 W EGL-MAIN: failed to get driver name for fd -1

12-23 22:08:52.001  1715  2897 W EGL-MAIN: MESA-LOADER: failed to retrieve device information

エラーは出ていますが、何やらロードはできていそうな記述が。

こんな感じでブルアカを起動できました。

CPUがボトルネックになっているようで、少々重いですが中画質で問題なくプレイできています。