Scratchとは?
Scratch (スクラッチ) は、MITメディアラボが開発したプログラミング言語学習環境です。
非常に直観的にプログラムを組み合わせる事が出来、幼い内からプログラミングの概念を学ぶのに最適な環境だと思います。
※タブレットとの相性もとても良く、PCを普段使わない方にもお勧めです。
それでは、実際にどういうものか紹介していきます。
Scratchで作品を作る上で最低限抑えるべき機能
動きと制御
Scratchは、スプライトと呼ばれるオブジェクトを画面に追加し、追加したスプライトに命令ブロックを組み立てる事で作品を作っていきます。
※Scratchには、デフォルトで沢山のスプライトがあります。中にはリアル物もありますが、子供が興味を持てるかわいいキャラクターも多いです。
動きは青色・制御はオレンジ色と視覚的にも大変分かりやすくなっています。
スプライトの「回転方法を左右のみ」にした後、
ずっと10歩動き、もし画面の端っこについたら跳ね返る
という命令をスプライトに与えています。
簡単な例ではありますが、ずっとの中に「回転方法を左右のみ」にする命令を入れても動きが変わらないけれど、一回命令すれば良いよね?など、気づきを得られるポイントが沢山あります。
変数と演算
変数と演算を組み合わせて、制限時間を実装してみます。
変数は濃いオレンジ色、演算は緑色です。
個人的な感想ですが、変数と制御を組み合わせるとぐっとプログラミングっぽくなると思っています。
Scratchを学ぶ上での最初の関門なのですが、制御に上記画像の様な演算をはめる事が出来る穴があいたブロックがあります。
これを組み合わせる事で、状態の概念や条件分岐が学べます。素晴らしい。
豊富な拡張機能
Scratchには、興味が広がる面白い拡張機能が沢山あります。
Googleが提供する翻訳機能が使えたりAmazonが提供する音声合成機能が使えたりと結構あなどれないラインナップです。
次回は豊富な拡張機能を紹介したいと思います。