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最新のマイクロソフト認定資格を手に入れろ。英語配信の試験に合格するコツ。

Last updated at Posted at 2021-11-25

「英語だから…」と諦めてはもったいない

今日ではマイクロソフト認定資格試験の多くが日本語で配信されています。しかし、配信して間もない試験は基本英語のみの配信となっており、日本語化され配信されるまでにはタイムラグがあります。そのため「英語で受験になるのかぁ…」と受験をためらっている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では英語力皆無な筆者が英語配信の試験 MS-700 に合格した学習方法をご紹介します。

目次

  1. まずはとにかく日本語で!効率を落とさない学習方法
  2. もはや教科書。公式ドキュメントで合格する
  3. 学習にブーストをかけろ! mstepクラスルームの試験対策講座
  4. 学習教材についての注意事項
  5. まとめ

1. まずはとにかく日本語で!効率を落とさない学習方法

注意 一夜漬けのような詰め込み学習を推奨しているわけではありません

英語での資格試験にチャレンジする場合、とにかく最初にすべきことは学習教材を片っ端から日本語に翻訳することです。自らの英語力で訳す必要はありません、DeepL翻訳など自然言語処理が得意であろうツールを使ってとにかく翻訳しましょう。

資格試験の目的は試験に関する用語を英語を覚えることではなく、日本語で知識を定着させることです。

試験は英語かもしれませんが学習過程も全て英語で頑張る必要はないはずです。多くの人にとって学習教材が英語であるという時点で日本語で学習する際と比較し、効率も低下するでしょうし何より集中力が持続しないと思います。英語でひたすら学習を進めようとしまうとダラダラと学習期間が長くなりかねません。学習する際は日本語と英語の比率は 8 : 2 ぐらいにして効率よく学習しましょう。

繰り返しになりますが、最初はひたすら日本語でインプットしましょう。英語での学習に切り替えるタイミングですが、翻訳した学習教材をぱっと見て何について書いてるか理解できるレベルになってからがオススメです。

ワンポイント

翻訳した中に奇妙な単語がわりと頻繁に出てくると思います。これらは確実に英語で押さえておきましょう。試験に出るはずです。
(MS-700における例 : 法的保留 = legal hold , 情報の障壁 = information barriers など)

2. もはや教科書。公式ドキュメントで合格する

マイクロソフトは MS Learn という学習に特化したコンテンツを提供しています。モジュールやラーニングパスといった名前で単元ごとにまとめてあり、MS Learn 内の資格試験の詳細ページから各試験においてどのモジュール、ラーニングパスを学習すれば良いか記載されてあります。

**最新の試験は基本この MS Learn ぐらいしか学習教材がないです。**このモジュール、ラーニングパスを学習教材として学習をすすめることをオススメします。基本的に新しい試験の情報が出てしばらくするとしれっとモジュール、ラーニングパスが追加されてます、一日1回ぐらいチェックしてもいいかもしれません。ただし MS Learn は地味なんだけど試験に出るところがたま~~に端折られていることがあります。余裕があれば MS Learn と一緒に Microsoft Docs も参照しましょう。

(2021/11/27 追記)
新しい試験のモジュール、ラーニングパスですが日本語ページだと表示されないようです。URLの ja-JP を en-US にして英語(アメリカ)のページに変更すればモジュール、ラーニングパスが表示される可能性があります。
(追記ここまで)

3. 学習にブーストをかけろ! mstepクラスルームの試験対策講座

不定期ですがmstep クラスルームで試験対策講座が開催されています。日本人講師の方が日本語に翻訳した情報をもとに試験のコツを教えてくれます。平日の日中に開催されるため受講が難しいかもしれませんが、めっっっっっっっちゃくちゃオススメです。受ける予定の試験の対策講座がないか毎週チェックしましょう。
(資料のダウンロードも可能なので最悪受講登録だけするのもあり…)

4. 学習教材についての注意事項

巷には有料無料問わず、マイクロソフト以外から提供されている資格試験対策教材があります。購入前の判断は難しいかもしれませんが、例題集など記載のあるものは試験ポリシーに違反する可能性が高いので要注意です。

以下のURLから抜粋します。
(脳ダンプ = ブレインダンプ 翻訳もう少しどうにかならんのか…)

脳ダンプは、web サイトなどのソースであり、認定試験のコンテンツが含まれています。この情報は、本書を共有する目的で、不正に取得されています。 脳ダンプに含まれるコンテンツは、テストに表示される項目とまったく同じか、またはよく似ています。 試験的なコンテンツは不正に取得されたため、この種類のマテリアルを使用して、試験の準備またはテスト中に、不正行為を行うことができます。 脳ダンププロバイダーは、マイクロソフトの知的財産権および守秘義務契約に違反しています。 Microsoft コンテンツを使用して脳ダンプサイトを見つけたと思われる場合は、この フォームに記入してください。
試験のセキュリティポリシー

5. まとめ

  • とにかく日本語に翻訳して読む。学習における日本語英語の比率は 8 : 2 ぐらいがオススメ。
  • おかしな翻訳になっている単語は重要。試験に出るはずだから必ず英語で覚える。
  • MS Learn のモジュールとラーニングパスで勉強をする。必要に応じて Microsoft Docs も見る。
  • mstep クラスルームの試験対策講座があったら絶対申し込む。
  • 試験ポリシーに違反した教材には気をつける。

英語の試験でも日本語で知識としてアタマに入っていればそんなに恐れることはないと思います。無理に英語で暗記するのではなく日本語で理解する学習方法を皆さんも模索してみてください。

資格試験のことをよく呟いている私の Twitter です、お優しい方よければフォローしてください。それでは!

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