VBA【 Visual Basic for Applications 】 とは
Microsoft Officeに含まれるアプリケーションソフトの拡張機能で、利用者が簡易なプログラムを記述して実行することで複雑な処理の自動化などを行なうことができるものです。VBAもプログラミング言語のひとつになります。
VBAの始め方
マクロとは
VBAで作成した便利な道具のことで、作成し記録しておくことで何度でも使用することができます。
プロシージャとは
VBAでは「Sub 〇〇() ~ End Sub」で囲まれた範囲をプロシージャと呼びます。マクロという道具に付ける名前のことだと思ってください。
Sub プロシージャ名()
'処理の内容
End Sub
functionとは
VBAの関数のように自分で処理内容を定義して関数を作ることができます。function関数とは処理のひとかたまりのことです。Subプロシージャが自動車だとすればfunctionプロシージャとはカーナビのように取り付けられた道具のことだとイメージしてもらえれば分かりやすいかもしれません。
Function プロシージャ名()
'処理の内容
End Function
Call Functionプロシージャ名
Sub macro1()
Call func1
End Sub
Function func1() As String
MsgBox "Hello VBA!"
End Function
上記のコードでfunctionに書かれた処理を実行できたかと思います。
PublicとPrivateの違い
Privateで宣言された変数は、宣言したモジュールの中でのみ、どこからでも使えます。
これに対し、Publicで宣言された変数は、プロジェクト全体の中で、どこからでも使えます。
モジュールとは?
変数とは
変数といろんなものを入れたり出したりして使用する箱のことです。
VBAでは変数を宣言する際に「Dim 〇〇」と書くことでセットすることができます。
オブジェクトとは
私たちは現実で見えるものを**「もの」として認識することができます。プログラムの世界でもパソコンに命令を出すためには、操作する「もの」を教えてあげないといけません。この「もの」をパソコンに教えることをオブジェクト化**と言います。
マクロが保存できるファイルの形式について
通常エクセルデータを保存する場合は「エクセル名.xlsx」と拡張子がxlsxとなっていますが、このままではマクロを使用できないため、拡張子をxlsmとしてあげてください。
*拡張子とはファイルが持つ属性のこと.txtでテキスト属性といったイメージです。
さて、ではさっそくVBAでいろいろなコードを書いてみましょう!
・VBAの基本操作(セル)
・VBAの基本操作(ワークシート)
・VBAの基本操作(ワークブック)
・VBAの基本操作(プログラム制御)
・VBAの基本操作(関数)
・VBAの基本操作(ファイル)
・VBAの基本操作(応用1)
・VBAの基本操作(応用2)