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リモートワーク環境 ~なんか理解しにくい情報処理安全確保支援士試験対策を「なんJ民」に聞いてみる

Last updated at Posted at 2025-08-14

よしきた!お前ら、リモートワークのセキュリティについて、なんJ民のワイが分かりやすく解説したるで。
昔は 「会社の中は安全地帯、外は敵だらけ」っていうお花畑な考え方(境界型防御)やったんや。でも、リモートワークが普及した今、みんながバラバラの場所で仕事するようになって、会社のセキュリティは穴だらけのチーズ みたいになってもうた。どこからでも侵入される可能性があるんや。

狙われる従来のリモートアクセス技術

昔ながらのリモートアクセス技術が、今は攻撃者の格好の餌食になっとる。

VPN (Virtual Private Network)

VPNは、インターネット上に「ワイ専用の秘密のトンネル」を作って、安全に社内にアクセスする技術や。
でもな、これには欠陥があるんや。一度トンネルをくぐったら、あとは社内ネットワークを自由に歩き回れる 「デジタルなフリーパス」 みたいなもんや。もしVPN機器の弱点を突かれたり、パスワードを盗まれたりしたら、攻撃者は会社のネットワークを好き放題に荒らしまわれる。警察庁も「ランサムウェアの侵入経路はVPNが多いぞ!」って注意喚起してるくらいや。

RDP (Remote Desktop Protocol)

RDPは、手元のPCから会社のPCを遠隔操作する技術や。
これ、パスワードを 「123456」とか「password」にしてるアホは、「うちの会社はセキュリティがザルです!」 って全世界に宣言してるようなもんやで。総当たり攻撃であっさり突破されて、ランサムウェアに感染させられる。

基本的だが強力な防御策

それでも、既存の技術を強化するだけで、かなりの攻撃は防げるんや。

MFA (Multi-Factor Authentication)

「鍵を複数用意する」 ことや。
IDとパスワードだけじゃなくて、スマホに届くワンタイムパスワードとか指紋認証も組み合わせる。これで仮にパスワードが漏洩しても、攻撃者はスマホがないと入れない。泥棒に合鍵を盗まれても、他に鍵が何個もあって、しかもそれが生体認証だったら、入れないやろ?それと同じや。

NLA (Network Level Authentication)

「クラブの入口の用心棒」 や。
RDPに搭載されてるセキュリティ機能で、ログイン画面を出す前にユーザー認証をさせるんや。これで、不審者はそもそもログイン画面にすら辿り着けなくなる。ドアの前で「お前、会員証持ってんのか?」って聞かれて、持ってなかったら門前払いされるようなもんや。

次世代のセキュリティモデル:「ゼロトラスト」

「会社の中は安全」っていう考えを捨てて、「誰も信じない、全てを疑う」っていうのがゼロトラストや。

ZTNA (Zero Trust Network Access)

「太いトンネルから細いストローへ」 の進化や。
VPNがネットワーク全体へのフリーパス(太いトンネル)やとしたら、ZTNAは特定のアプリにだけアクセスを許可する(細いストロー)ようなもんや。これなら、もしPCが乗っ取られても、攻撃者がアクセスできる範囲は最小限で済むんや。

SDP (Software Defined Perimeter)

「隠れ蓑の術」 や。
SDPは、認証されたユーザー以外には、システムそのものの存在を隠してしまうんや。攻撃者からしたら、攻撃対象がそもそも見えないから攻撃しようがない。ログインしてから初めて姿を現す「見えない城」や。

シンクライアント / VDI (Thin Client / Virtual Desktop Infrastructure)

「手元に何も置かない」 作戦や。
会社のデータやアプリは全部サーバーに置いて、手元のPCは画面を映すだけの 「薄っぺらい端末」 にするんや。これなら、もしPCを盗まれても、中に何も入ってないから情報漏洩の心配がない。

RISS/CySA+としての視点

ワイらセキュリティのプロは、この状況をただ指をくわえて見てるだけじゃあかん。

  • ログ監視: VPNやRDPのログインログを監視して、短時間に何度もログイン失敗してないかとか、普段と違う国からアクセスがないかとかチェックする。これが「不審者の足跡」を見つける第一歩や。
  • 構成監査: VPNやRDPの設定が、ちゃんとMFAやNLAが有効になってるか定期的に確認する。「鍵のかけ忘れ」がないか見回るんや。
  • アーキテクチャ評価: 古いVPN環境のリスクを評価して、ZTNAとかの新しい技術に移行するメリットを経営層に説明する。「古いやり方だと、いつかやられますよ」って危機感を煽るんや。
  • インシデント対応: もし感染したら、どこから侵入されたかをすぐに突き止めて、その端末をネットワークから切り離して被害を食い止める。これが「火元の特定と初期消火」や。

これでリモートワークのセキュリティはバッチリや。お前ら、リモートワークだからって気を抜くんじゃねーぞ。見えない敵は、お前らの油断を虎視眈々と狙っとるんや。

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