はじめに
Tableauを勉強するにあたりTableau Publicでまずワークブックを作ってみようとしたのですが、いつの間にかTableau Desktop Public Editionを使っていて「あれ、Tableau Publicを使っていたと思ったらTableau Desktopを使っている???なんで?」と混乱したのでまとめておきます。
結論
- Tableau Publicでワークブックを作成する方法は2種類
- Tableau Public Web 作成
- Tableau Desktop Public Edition をダウンロードして作成
- Tableau Desktop Public EditionはTableau Publicの一部と言えそう
そもそもTableau Publicとは
公式のブログには下記の説明があります。
インタラクティブなビジュアライゼーションを探索、作成、共有できる無料のプラットフォーム
プラットフォームなので色々できるようです。
しかも無料です。(ありがとうございます!!!)
Tableau Publicによる2パターンのワークブック作成方法
公式ブログに記載の通り、Tableau Publicによるワークブック作成は2つの方法があります。
Tableau Public Web 作成
Tableau Publicにログイン後、Tableau Public ウェブサイトのナビゲーションバーで [作成] から [Web 作成]を選ぶと、ブラウザ上で編集できるワークブックを開くことができます。
ナビゲーションバーで [作成] から [Web 作成]を選択
Tableau Desktop Public Edition をダウンロードして作成
PCにTableau Desktop Public Edition をダウンロードすることで、ネイティブアプリアプリケーションで編集できるワークブックを開くことができます。
Tableau Desktop Public EditionはTableau Public ウェブサイトのナビゲーションバーで [作成] から [Tableau Desktop Public Edition] を選んでダウンロード可能です。
ナビゲーションバーで [作成] から [Tableau Desktop Public Edition] を選択
ダウンロードしたアプリケーションをインストールすると、Tableau Public(Tableau Desktop Public Edition)が開けるので、ファイルを読み込んでワークブックを作成できる。
混乱したところ
ネイティブアプリのTableau Publicを開くと、Tableau Desktop Public Editionと記載されています。
さらに【Tableau Publicについて】を開くと、Tableau Desktopの文字がデカデカと書かれています。
これを見て、「あれ、Tableau Desktopってあの有償版のやつでは?」となったのですが、「Tableau Desktop Public Editionって書かれているので無償のTableau Desktopなのか?」ともなりました。
公式HPよりTableau製品を確認できるのですが、Tableau Desktop Public Editionは載っていません。
さらに、「Tableauなんちゃら」という名前の製品がたくさんあって初学者には何がなんやら、さらに混乱してきました。
調べるとTableau Publicはあくまでプラットフォームのことであり、少し広い範囲を示している名前だと言うことがわかりました。
(そういえばTableau Desktop Public EditionもTableau Publicからダウンロードしたな)
なので、Tableau Desktop Public EditionはTableau Publicの一部と考えて良さそうです。
見方を変えると、Tableau Desktopの無償版がTableau Desktop Public Editionとも言えそうです。
(※ここらへんが明記されている公式ドキュメントが見つからなかったので、「考えて良さそう」という表現にとどめておきます)
※Tableau Desktopで作成したワークブックもTableau Publicに保存できるので、Tableau Publicでワークブックを作成する方法は正確には2パターン以上あります。ここでは分かりやすさを優先して、Tableau Publicの導線から入った場合、Tableau Publicでワークブックを作成する方法が2パターンと表現しています。
(参考:Tableau Public でワークブックを保存する)
参考:Tableau Publicでワークブックのローカル保存ができるようになった
当時、Tableau Publicではワークブックのローカル保存が出来なかったようですが、2024年よりTableau Desktop Public Editionでワークブックのローカル保存が可能になったようです。
とはいえうっかり公開すると重要なデータがパブリックになってしまうので、注意は必要かもです。