はじめに
こんにちは、低浮上になっていたbockringです。Pine64 A+をバッテリー駆動できるように改造して来ました(事後報告)ので、記事にしました。
とはいえ、実装したバッテリーは小容量(680mAh)の物ですので、ガンガン使用する、と言うよりは瞬停・瞬低やケーブルの一時的な抜き差しに耐えるためのものになります。気が向いたら大容量のものに換装しますが今は取り敢えずで。
使用するもの
バッテリー:Canon IXY互換バッテリー(680mAh;ROWA・JAPAN輸入)
ワイヤ:そこら辺に転がっているもの
ビニールテープ:絶縁用(これは絶対必要!)
両面接着スポンジテープ:バッテリー接着用(ビニテで代用OK)
そして…
Your Soldering Skill!!!(あなたの半田付けの技術力)
が必要になります。自信のない方はコネクタタイプのバッテリーを購入してください。
バッテリーはプラスマイナスの端子に加え、サーミスタ内蔵の3端子のタイプにしましょう。ということでカメラの3端子バッテリーを使用した訳です。
バッテリーの容量については、Pine64 Aの場合、約2~3Whですから、それを元に選択してください。3.7V=700mAhあたり1時間程度使用可能になります。
実装
まず、バッテリーにワイヤを半田付けします。
写真がどうもパッとしなかったので手描きです。おそらくこれからは手描き図が登場する機会が多くなると思います。
これをボードに接続します。パッドに半田付けするだけなのでカットです。
実使用
キーボードとWi-Fiドングルのみアクセサリとして使用します。
問題(?)発覚。使用したバッテリーはサーミスタ対応品です。温度や電流保護で落ちてしまいます。
加えて、Minetestでテストしましたが、GPUキャッシュのオーバーフローによるブラックアウトの発生頻度が上がりました。
おわりに
バッテリーは停電時のバックアップ程度と考えるのが賢明そうです。安全にシャットダウンできるだけマシです。これでハード使用はしませんし、バッテリー拡張もやめておきます。
それではまた〜