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株式会社mofmofAdvent Calendar 2021

Day 20

AWS でサブドメインを別アカウントに移行する際ハマったこと

Last updated at Posted at 2021-12-19

セキュリティの考慮があって、もともと構築できていた STG 環境を別の AWS アカウントを作成しそちらに移行した際、いくつハマったことがあったので共有します。

そもそもサブドメインを別の AWS アカウントに移譲する方法

こちらの記事を参考して移行できました。

[Route 53] 別のAWSアカウントでサブドメインを使えるように権限移譲する

複数ドメインがある場合の命名方法

たとえ下記の3つのドメインがあるとします。

  • stg.test.com:エンドユーザ用のドメイン
  • stg-admin.test.com:管理者用のドメイン
  • stg-api.test.com:APIのエンドポイント

今回移行するまで、上記でも困ってなかったが、今回の移行で下記の不便に気づきました。

  • このやり方ですと3つのサブドメインを上記記事のように移譲する必要があります。
  • ACM で証明書を管理する場合は、3つのドメインを全部明記して作成しないといけません。

よって、上記のやり方をやめて、更にぶら下げて全部1つのサブドメインにしました。

  • stg.test.com:エンドユーザ用のドメイン
  • admin.stg.test.com:管理者用のドメイン
  • api.stg.test.com:APIのエンドポイント

こうしておけば、アカウント間の移行も1つのドメインで済みますし、ACM での証明書もワイルドドメインで1つで管理できるので、管理しやすいです。

グローバルでユニーク値を持っているリソース

ほとんどのリソースはアカウント配下に属していますが、いくつの種類のリソースはグローバルでユニークの値である必要があります。

  1. S3 のバケット名:全世界でユニークの名前でなければならないので、もとの環境から削除する必要がある
  2. CloudFront に設定されている cname もドメイン関連しているので、もとの環境 CloudFront を削除しておく必要がある

その他

移行とは関係ないが、AWS Secrets Manager に作成したものは、削除しても 7 日間の復旧期間が設けられているため、削除直後に同じ名前を再度作成できません。

ただしに削除したい場合、公式ドキュメント通りに、aws secretsmanager delete-secret --force-delete-without-recovery で削除できます。

同じ名前の新しいシークレットを作成するために、Secrets Manager のシークレットを直ちに削除する方法を教えてください。

aws secretsmanager delete-secret --secret-id your-secret --force-delete-without-recovery --region your-region

以上

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