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とある社内読書会の取り組み方

Last updated at Posted at 2023-12-17

はじめに

この記事は「さくらインターネット Advent Calendar 2023」の17日目の記事となります。
本記事では、さくらインターネットのとある社内読書会の取り組み方の共有を行いたいと思います。

読書会の前提条件

  • 場所
    • さくらインターネットはリモート前提の働き方であり、それぞれ異なる場所での勤務のため、オンラインでの開催となります。
  • 頻度
    • 週1回の頻度で開催しています。
  • 時間
    • 60分での読書会です。
    • 短すぎず長すぎずという、ちょうどいい時間だと思います。
  • 人数
    • 8人で開催しています。
    • ひとりひとり発表する形式の読書会のため、60分の読書会ですと、ひとりあたり6分くらいの持ち時間となります。
  • ファシリテーターや発表順
    • ランダムスクリプトで決めています。
  • コミュニケーション
    • 出欠や延期のコミュニケーションは Slack です。
    • 読書会自体は Zoom での開催です。

読書会の題材や範囲

  • 題材
  • 1回の読書会の読む範囲
    • 60分の読書会ということを踏まえ、時間内で議論しやすい範囲を事前に話し合い、読む範囲を都度決めるものとなります。
    • ページ数や内容の密度で読む範囲は変わります。
    • そのため、1章のみを読む回もあれば、数章を取り扱う回もあります。

読書会の事前準備

各位、共同編集できるドキュメントに、事前に以下についてメモを準備してきます。

名前 わかったこと わからなかったこと 考察・議論したいこと 備考
Aさん
Bさん
Cさん
...

読書会の進め方

8人で60分の読書会を、以下のように進めています。

  • タイムライン
    • 00 〜 03: アイスブレイク
    • 03 〜 52: 各自6分程の発表(その日の参加人数で時間は調整)
    • 52 〜 60: 次回の範囲の認識合わせ
  • 各自の発表
    • 本の内容を読んでいることを前提に、みんなで各自書いてきたメモを読みます。
    • 「わかったこと」はだいたいみんな共通しているのですが...
    • 「わからなかったこと」「考察・議論したいこと」は、それぞれの観点の違いが出るため、議論が盛り上がるものとなります。
    • また、「備考」については、本を読んで連想した別の本の概念などが出たりするため、非常に参考になります。
  • ファシリテーター
    • ファシリテーターの方は、発表内容に対して、リアルタイムでメモを取りつつ、他の方の意見を引き出したり、タイムキーパーをしたりします。

まとめ

この記事では、さくらインターネットのとある読書会の取り組み方について共有しました。
この読書会の方法のいいところとしては、

  • 各位の発表の時間が確保されており、みんなで発言できる
  • 一言一句精読する会ではないので、議論したいところに重点的に時間を使える
  • それぞれの観点の違いを知ることができ、深い学びを得ることができる

にあると思います。
以上、「とある社内読書会の取り組み方」の共有でした。
読書会の一例として、何かしらの参考になれば幸いです。

最後になりますが、さくらインターネットでは現在採用を強化しています。
もし、ご興味があれば、以下のURLを参照いただけるとありがたいです。

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