
この記事はPONOS Advent Calendar2021の6日目の記事です。
昨日は私(@block)のCLIから使えるC#のフォーマッターdotnet-formatの紹介でした。
LightAnchorというものが面白かったので簡単な紹介です。
公式からはUnity 2021.2 のアーティスト・デザイナー向け新機能やNew Lighting Features in Unity 2021.2- Volumetric Clouds, Lens Flare and Light Anchor(動画の24:20あたり)で紹介されています。
マニュアルもありますがパラメーターの説明だけなので直感的に分かりづらいと思います。
Light Anchorコンポーネントとは
Unity2021.2から追加されたLight用のコンポーネントです。
今までライトでどこを照らすかの設定はLightをアタッチしたオブジェクトのTransformを編集するしかなかったですがLightAnchorを使用することで、照らしたい場所と方向を基準にライトを設定できるようになりました。
下記のgifはSpotLightをCubeの位置を基準に照らしているものです。

設定方法
LightがアタッチされているオブジェクトにLightAnchorをアタッチしてAnchor Position Overrideに照らしたいオブジェクトのTransformを参照させるだけです。
ちなみにそのままAnchor Position Overrideに設定しているオブジェクトを動かすとLightのオブジェクトも同時に移動します。

他にもいろんな機能があるのでぜひ試してみてください!
Lightの位置を固定したまま対象のオブジェクトの向きに向けたい場合はLook At Constraintというコンポーネントが使えると思います。
明日は@nissy_gpさんです

