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Power Automate 日付の条件分岐

Last updated at Posted at 2024-10-18

はじめに

BizOptimars のいのうえです。
今回は Power Automate の日付の条件分岐の方法をご紹介させていただきます。

フローの内容としては、単純なものになりますが、
イベント情報リストへの新規登録をトリガーとし、登録されたイベント情報の開催日が 本日 のものであれば Teams チャットで通知するという内容でフローを作成します。

用意したもの

SharePoint Lists を 1 つ用意しました。
image.png

列名 データ型
タイトル テキスト
開催日 日付

開催日の列の「時間を含める」は いいえ に設定します。
image.png

フローの作成

ではフローを作成します。
「自動化したクラウドフロー」を選択します。
image.png

トリガーは「項目が作成されたとき」を選択し、作成をクリックします。
image.png

まず、「項目が作成されたとき」トリガーのパラメーターを設定します。
サイトのアドレスとリスト名をそれぞれ選択します。
image.png

次に、タイムゾーンを日本時間に変換するアクションを作成します。
アクションの追加から「タイムゾーンの変換」アクションを追加します。
image.png

image.png

Base Time にカーソルを当てて、「fx」アイコンをクリックします。
image.png

以下のように式を入れて、追加をクリックします。

utcNow()

image.png

Source Time Zone と Destination Time Zone をそれぞれ選択します。
image.png

次に、変換した日付のフォーマットを変換するアクションを作成します。
アクションの追加から「変数を初期化する」アクションを追加します。
image.png

image.png

image.png

Name を「本日の日付」、Type を「String」に設定します。
image.png

Value にカーソルを当てて、「fx」アイコンをクリックします。
image.png

まず、日付のフォーマットを変換するための formatDateTime 関数を入力します。

formatDateTime()

image.png

次に「動的なコンテンツ」を選択し、タイムゾーンの変換の「Converted time」をクリックします。
image.png

そうしますと、以下のようになります。
image.png

最後に変換したいフォーマットを指定します。
image.png

最終的な式は以下のようになります。

formatDateTime(body('タイム_ゾーンの変換'),'yyyy-MM-dd')

できましたら、追加をクリックします。
image.png

次は、条件のアクションを追加します。
image.png

image.png

image.png

左の入力ボックスにカーソルを当てて、雷アイコンをクリックします。
image.png

「項目が作成されたとき」の「開催日」をクリックします。
image.png

image.png

次に、右の入力ボックスにカーソルを当てて、雷アイコンをクリックします。
image.png

「変数」の「本日の日付」をクリックします。
image.png

image.png

最後に Teams へ通知するアクションを作成します。
True にアクションの追加から「チャットまたはチャネルでメッセージを投稿する」アクションを追加します。
image.png

image.png

image.png

今回は以下画像のように設定をしました。
image.png

テスト

フローの保存ができましたら、テストを行います。
リストに新しくイベント情報を登録します。
image.png

そうしますと、フローが正常に実行され、Teams へ通知をすることができました。
image.png

おわりに

今回は日付の条件分岐を行ってみましたが、日付以外でも条件分岐は使うことが多いので、ぜひチャレンジしてみてください!

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