失業保険
キャリアブレイク中のお金ですが、今回あてにしたのは失業保険です。雇用保険を給料から天引きされているので、働き続けていれば自己都合で辞めてももらえるお金です。どれぐらいの時期でどれぐらいの金額もらえるのかもあんまり分かっていなかったですが、キャリアブレイクを決めた時はこれをもらえる期間ぐらいは休もうと思っていました。
失業保険はいくらもらえるか
失業保険は、年齢と雇用保険を払った年数でもらえる日にちが決まります。自分は25年働いて自己都合で辞めたので150日、5ヶ月はもらえます。もらえる金額は多くても月20万ぐらいと聞きました。そこに税金がかかるなどはまだ分かってないので、今後調べます。つまり自己都合の場合は、最も多い人でも100万円です。
離職票
失業保険は自己都合の場合は、申請してから2ケ月はもらえません。以前は3ケ月でした。2025年4月からは1ヶ月になる動きもあるようです。申請してからなので、理想は辞めた次の日に申請したい所です。そのためには離職票が必要です。これは小さい会社だと会社側と事前に調整していないと、退職日の次の日にはもらえない可能性が高いと思います。僕はちゃんとネゴっておきました。
副業
自分は2週に1回の副業だけは続けています。失業保険中の副業に関してのルールも調べました。まず申請してから7日間は完全仕事禁止です。やると次の申請が伸びます。そこからは副業OKです。但し、1週間に20時間未満である必要がありそれ以上働くと失業状態として認められず対象から外れてしまいます。副業した日は、失業保険の給付対象から外れるのでその分は差し引かれます。
職業訓練
失業中は、職業訓練という制度があり、学校の費用が無料になるだけでなく、これをすると2ケ月の支給停止期間が減ったり、交通費が出ることもあるようで検討してみました。詳しく調べて結果辞めました。理由は単純に失業中の時間をほぼ取られるからです。普通に学校に行くのと変わらず週5で行く必要があり、そうなると自分の考えていた勉強が出来ないと思ったので辞めました。
職業訓練が必要な人
正直この職業訓練はかなり使いづらいと思います。職業訓練で訓練した内容は採用時の実務経験にはならないので、募集要項の実務経験を最初から叶えている人しか受けられないそうです。つまり自分にないスキルを養うためには職業訓練は使えず、それだけのスキルがあればそもそも職業訓練を受けるメリットがあまりありません。その上で、失業中の時間の多くを取られるので、この条件に当てはまる人って本当に極々一部だと思います。せめて実務経験と同等とするか、時間を減らしたコースを用意するか。もっとやり方あるんじゃないかなと強く思いました。
給付の条件
失業保険の給付条件で、就活をしてないと失業保険はもらえないことが分かりました。それも、例えば企業に話を聞きに行く程度では駄目で、履歴書を提出して面接している状態が最低条件のようで、これを月2回クリアしていないと支給はされません。ちょっとこれは誤算でした。話を聞きに行くというスタンスを取ろうとしていたので、予定を変える必要があるかもしれません。詳しい話は後日聞きに行こうと思います。
まとめ
なんだかんだルールはありますが、働いていない期間にお金がもらえるかことは本当に有難いことです。この制度がなかったらキャリアブレイクしようとは考えなかったと思います(んー、でも、もしかしたら考えたかも)。一旦は支給されない2ケ月+支給される5ヶ月で7ヶ月収入は減りますが、これが完全ゼロだと思うとうすら寒くなります。