Windows10 のタスクバーにはデフォルトで Microsoft Edge が居座っている。
しかし、諸事情によりユーザーには Internet Explorer 11 を使わせたい。
そんな要望を実現するためのキッティング手順。
1. レイアウト変更用XMLファイル(LayoutModification.xml)を作成する。
LayoutModification.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LayoutModificationTemplate
xmlns="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/LayoutModification"
xmlns:defaultlayout="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/FullDefaultLayout"
xmlns:start="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/StartLayout"
xmlns:taskbar="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/TaskbarLayout"
Version="1">
<CustomTaskbarLayoutCollection PinListPlacement="Replace">
<defaultlayout:TaskbarLayout>
<taskbar:TaskbarPinList>
<taskbar:DesktopApp DesktopApplicationLinkPath="%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Accessories\Internet Explorer.lnk"/>
</taskbar:TaskbarPinList>
</defaultlayout:TaskbarLayout>
</CustomTaskbarLayoutCollection>
</LayoutModificationTemplate>
**PinListPlacement="Replace"**があると既存のアプリを指定したアプリに置き換える。
これがない場合は既存のアプリに指定したアプリが追加される。
上記例は、既存のアプリを削除してIEに置き換えたもの。
2. レイアウト変更用XMLファイルを下記フォルダに格納する。
C:\Users\Default\AppData\Local\Microsoft\Windows\Shell
設定は以上。
【補足】
- 上記設定の後にプロファイルが作成されたユーザに対しては有効。
- 上記設定の前にプロファイルが作成済みのユーザに対しては無効。
- 機能アップデートでレイアウト変更用XMLファイルが消える?
- レイアウト変更用XMLファイルはスタート画面のレイアウト(タイル)も定義可能。