対象OS : Ubuntu 16.04 LTS (Ubuntu Desktop 日本語 Remix)
Rocket.Chat : 0.59.0 くらいで動作確認。
本家ドキュメント に書いてある通りなのですが、エラーが出てうろたえたので記載しておきます。
私はMeteorやMongoDBをあまり知りませんが、とりあえず起動まではできました。
事前準備
OSのインストール
以下からUbuntu 16.04 LTS (Ubuntu Desktop 日本語 Remix)をダウンロードし、インストールします。
https://www.ubuntulinux.jp/download/ja-remix
最新化
sudo apt update && sudo apt full-upgrade -y
Gitインストール
sudo apt install git
Meteorインストール
curl https://install.meteor.com/ | sh
clone
git clone https://github.com/RocketChat/Rocket.Chat.git
# 特定バージョンにする場合
# git checkout refs/tags/0.59.1
cd Rocket.Chat
meteor npm start
すると => Your application has errors. Waiting for file change.
とエラーが出て止まるので、 Ctrl+Cで終了します。
そして再度 meteor npm start
を実行すると、今度は正常にサーバーの起動まで行きました。
#初回起動時にエラーの原因は未調査です。
DBについて
Rocket.Chatというより、Meteorの仕組みのような感じですが、以下、私が引っ掛かった箇所です。
接続ポート
上記方法で起動したときのDBのポートは 3001 (Meteor内のMongoDBのデフォルトポートみたい)で接続可能ですが、リモートからの接続はできませんでした。
~/Rocket.Chat/.meteor/local/db にDBの実体があるようなのですが、 mongod.conf がみあたらず・・・
リモートから接続する
WindowsからRobo 3T(旧Robomongo)を使ってみたのですが、直接続はできずSSH経由で接続できました。
接続設定は、SSHタブの設定と、ConnectionタブのAddressにlocalhost、ポートに3001を指定すればよかったです。
MongoDBのバージョン確認
Rocket.Chatが起動している状態で、以下の手順で確認できました。
- Rocket.Chatディレクトリに移動します。
-
meteor mongo
で接続します。 -
db.version()
でバージョンが表示されます。 -
exit
で切断します。
MeteorデフォルトのDBを使わない。
本格的に調査や開発を行う場合、アプリを起動しないとDBも起動しないのでDBは別で用意したほうが良いと思います。
外部DBを使用するには環境変数を指定して起動すればよいようです。
export MONGO_URL=mongodb://localhost:27017/parties
meteor npm start