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「工数報告しろ」って言われて絶望 → 3年前の自分を救った自作ツールが地味に便利だった話

Last updated at Posted at 2025-05-16

「この案件、直接と間接の工数、分かる?」

──その一言がすべての始まりでした。

新卒で入社して間もない頃、上司に突然そう言われた3年前の僕。
「えっ、管理するための標準ツールとかって…ありますか?」と聞いてみたものの、

あるわけない。

当然ながら、そんな気の利いたものは存在せず。
右も左も分からない状態で、とにかくPCの前に座って考えること数時間……いや、体感3年。


「これ、自分でツール作ったほうが早くね?」

ということで、勢いとテンションだけで作ってみたのがこちら。

じゃーーーん!!!

びっくりするくらいシンプルですが、必要な機能だけに絞ってます。


✅ このツールでできること

  • 全体の工数実績の把握
  • 案件ごとの工数実績の把握
  • 日付ごとの工数実績の把握

案件名をクリックすれば──
案件リンク画面
作業履歴がズラリと出てきます。


✅ 入力はマークダウンだけでOK!

日付ごとに、こんな感じの .md ファイルを作って、7行目から記入していくだけ。

マークダウン入力例

  • 内容:作業内容(任意)
  • 案件:案件名(※スペースNG)
  • 作業:直接 / 間接 / 任意の値(任意)
  • 工数:かかった時間(必須)

✅ すると…GitHub Actions が全部やってくれます

  • 全体まとめのREADME作成
  • 案件別の工数ファイル作成
  • 各日付ファイルにも、実績合計と小計がちゃんと追記されるため、記録されます

自動生成イメージ1

自動生成イメージ2

image.png


✅ 使い方(めっちゃ簡単)

  1. リポジトリ をクローン
  2. 「input」フォルダに 年_月_日.md ファイルを作成
  3. .github/workflows/main.yml のブランチ名を変更
    image.png
  4. コミット&プッシュ
  5. 自動でファイル生成&整形されて、GitHubに反映!

🔗 実際のリポジトリはこちら

👉 https://github.com/benjaaamin0518/test_daily_process/tree/2025


最後に。

このツール、元々は3年前の右も左も分からない自分を助けるために作ったものでした。
でも今、ちょっとしたチームでも、地味に便利に使えているので公開してみます。


「工数報告、マジで面倒くさい…」
「けど、手を抜くと後で泣くの自分だよなぁ…」

そんなあなたに、届けばうれしいです。

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