「この案件、直接と間接の工数、分かる?」
──その一言がすべての始まりでした。
新卒で入社して間もない頃、上司に突然そう言われた3年前の僕。
「えっ、管理するための標準ツールとかって…ありますか?」と聞いてみたものの、
あるわけない。
当然ながら、そんな気の利いたものは存在せず。
右も左も分からない状態で、とにかくPCの前に座って考えること数時間……いや、体感3年。
「これ、自分でツール作ったほうが早くね?」
ということで、勢いとテンションだけで作ってみたのがこちら。

じゃーーーん!!!
びっくりするくらいシンプルですが、必要な機能だけに絞ってます。
✅ このツールでできること
- 全体の工数実績の把握
- 案件ごとの工数実績の把握
- 日付ごとの工数実績の把握
✅ 入力はマークダウンだけでOK!
日付ごとに、こんな感じの .md
ファイルを作って、7行目から記入していくだけ。
- 内容:作業内容(任意)
- 案件:案件名(※スペースNG)
- 作業:直接 / 間接 / 任意の値(任意)
- 工数:かかった時間(必須)
✅ すると…GitHub Actions が全部やってくれます
- 全体まとめのREADME作成
- 案件別の工数ファイル作成
- 各日付ファイルにも、実績合計と小計がちゃんと追記されるため、記録されます
✅ 使い方(めっちゃ簡単)
- リポジトリ をクローン
- 「input」フォルダに
年_月_日.md
ファイルを作成 -
.github/workflows/main.yml
のブランチ名を変更
- コミット&プッシュ
- 自動でファイル生成&整形されて、GitHubに反映!
🔗 実際のリポジトリはこちら
👉 https://github.com/benjaaamin0518/test_daily_process/tree/2025
最後に。
このツール、元々は3年前の右も左も分からない自分を助けるために作ったものでした。
でも今、ちょっとしたチームでも、地味に便利に使えているので公開してみます。
「工数報告、マジで面倒くさい…」
「けど、手を抜くと後で泣くの自分だよなぁ…」
そんなあなたに、届けばうれしいです。