さくらのクラウドでサーバーを建てようとしたがOSとしてそもそも選択肢がない
過去バージョンのOS上での動作検証などに必要になったので。
CentOSやUbuntuなどを利用する場合以外の基本的には用意されていないOSの場合の対応方法。
さくらのクラウド上での以下操作
- 新規ディスクを作成から、ブランク(空のディスク)を選択
- ISOイメージを使うから該当のOSを選択
- 好みのISOイメージが無い場合は ストレージのISOイメージからISOイメージ追加ができる(インストール完了したら削除しておけば月額費用抑えられる)
- ISOイメージ追加する場合FTPアカウントが発行されるのでFTPでイメージをアップロードする
- 複数枚のイメージが必要な場合、1枚ごとアップが必要。(複数枚分の課金)
SL6系バージョンごとダウンロード一覧
コンソールタブからGUIでインストールをすすめる
超便利!ただし問題があって、一度切断後にコンソールに再接続すると画面がバグっててすすめづらくなる。。いつか解決してるとは思う。
※ VNCでもできるようなので手間掛けてもよければそれもいいかも。
ネットワークの設定
初期からあるアーカイブからと違って、管理画面のコンソールから対応が必要な点。ここを設定すればターミナル等からsshできる。
※ minimum 構成でのインストールだからかもしれない
vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0
# 変更
ONBOOT=yes
# 実際のMACアドレスに変更NICから詳細確認
HWADDR=xx:xx:xx:xx:xx:xx
# 追記
NETMASK=255.255.255.0
IPADDR=[サーバーのIP NICにあるIP]
DNS1=[NICに推奨ネームサーバー記載あり]
サポート対象外のアーカイブからサーバーを作成した場合、PCI deviceが追記されているので修正が必要。
ATTR{address} はNICから詳細を開き実際のMACアドレスを記載する。
※ 多分必要ない
vi /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules
70-persistent-net.rules
# This file was automatically generated by the /lib/udev/write_net_rules
# program, run by the persistent-net-generator.rules rules file.
#
# You can modify it, as long as you keep each rule on a single
# line, and change only the value of the NAME= key.
# 削除
# PCI device 0x1af4:0x1000 (virtio-pci)
#SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="xx:xx:xx:xx:xx:xx", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0"
# 削除
# PCI device 0x1af4:0x1000 (virtio-pci)
#SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="xx:xx:xx:xx:xx:xx", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth1"
#追記
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="xx:xx:xx:xx:xx:xx", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0"
/etc/init.d/network restart
※ すでにIPが使用中のメッセージが出た場合、
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 に下記行を追記する
ARPCHECK=no
あとは構築後にISOイメージを保存しておくよりかは、
色々インストールする前に初期状態でディスクをアーカイブしておくと再構築するよりショートカットできていいかも。