VB6のソースをVisualStudio2019対応にする方法を以下に書きます
1.VB6ランタイムのインストール
(1)以下のサイト(Vector)からVB6ランタイムのインストーラ(vb6sp6rt4.exe)をダウンロードします
https://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/util/se188840.html
(2)ダウンロードしたvb6sp6rt4.exeを実行します。
もし実行途中に「エラー 2709 オフライン参加完了情報が見つかりませんでした。」にメッセージが表示された場合には次の対応を行います。
(a)[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[名前] ボックスに「regedit」と入力し、[OK] をクリックします。
(b)レジストリで次のサブキーを見つけてクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Installer
(c)[編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックします。
(d)DWORD 値の名前として「SecureRepairPolicy」と入力し、Enter キーを押します。
(e)[SecureRepairPolicy] を右クリックし、[修正] をクリックします。
(f)[値のデータ] ボックスに「2」と入力し、[OK] をクリックします。
(g)レジストリで次のサブキーを見つけてクリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Installer
(h)[編集] メニューの [新規] をポイントし、[キー] をクリックします。
(i)キーの名前として「SecureRepairWhitelist」と入力し、Enter キーを押します。
(j)[SecureRepairWhitelist] キーをダブルクリックして開きます。
(k)[編集] メニューの [新規] をポイントし、[文字列値] をクリックします
(l)[キー]には、vb6sp6rt4.exeを実行してできた解凍先フォルダ下にあるVB6SP6RT4.msiの改訂番号を入力します
改訂番号を確認するには以下の操作を行います。
(Ⅰ)VB6SP6RT4.msiを右クリックし[プロパティ」を選択します
(Ⅱ)[詳細]タブを選択します。
(Ⅲ)[改訂番号]に記載されている{XXXX-XXXX-XXXX-XXXXX}が改訂番号となります。({}を含む文字列)
2.VisualStudio2008のインストール
(1)以下のサイトからVisualStudio2008のインストーラ(vbsetup.exe)をダウンロードします
http://nonsoft.la.coocan.jp/Chinamini/20110001/20110307.html
(2)ダウンロードしたvbsetup.exeを実行してVisualStudio2008をインストールします
3.VB6からVB.NETへの変換
(1)VisualStudio2008を起動します
(2)[ファイル]>[プロジェクトを開く]からVB6のプロジェクトファイル(.VBP)を選択します。
(3)[Visual Basicアップグレードウィザード]が表示するので、指示に従って変換処理を行います。
4.3.で生成したVB.NETプロジェクトをVisualStudio2019に対応する
(1)VisualStudio2019を起動し、VB.NETプロジェクトを開く