はじめに
- Autonomous Databaseの新機能のTable AI Assistがリリースされました。
- この機能は、Database Actionsのツール群であるData Studioに追加されたものです。AIを活用して、自然言語プロンプトによって表の情報を補強・修正することができます。
下準備
- こちらの記事の下準備1,2をもとに、Data Studio内でAIを活用するためにAI Profileの作成、登録をします。
Table AI Assistを使ってみる
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Database Actions>Data Studioにアクセスをします。
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「+New Recipe」をクリックします。レシピでは一連のステップを通して、実表を変更せずに列を追加、置換、削除および名前変更できます。必要な数のステップをれしぴn追加することができます。レシピをスキーマに保存するか、JSONとしてファイルにエクスポートできます。保存したレシピに戻り、作業を再度編集することもできます。
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Target Typeでは4つの選択肢があります。ビューの作成、表の作成、表の追加、クエリからタイプを選択します。今回は「Create Table」を行ってみます。
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「ステップの追加」をクリックします。
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すると、下記のような表示になります。
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列アクションが3つあり、列の追加、削除、名前の変更から選択します。今回は自然言語プロンプトを試したいので、「Add or Replace」を選択します。
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青字で自然言語プロンプトの例がいくつか提供されています。その中の1つをクリックして、自然言語プロンプトを入力します。
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すると、SQLが生成されます。そして、自然言語をもとに新しい列が作成されています。ラジオボタンで「New Column」を選択しているので、新規に列が作成されていますが、「Replace Column」を選択して置き換えることもできます。
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元の列と、新しく作成された列が表示されています。
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作成したレシピを画面左上のフロッピーディスクマークのボタンから保存することができます。また、矢印マークのボタンを押すと、レシピの内容をjson形式で出力することができます。